インタビュー

Expanding Potential: distinction

MONTGOMERY Heather  教養学部アーツ・サイエンス学科上級准教授(経済学、経営学、グローバル研究、日本研究メジャー)

互いを認め責任を共有することで、卓越していく。

私のクラスを受講する学生には、米国の一流リベラルアーツカレッジで学ぶ場合と同じ経験をしてほしいと考えています。そのため、読書課題の量、授業のペース、英語を話す速度どれをとっても米国と同じレベルです。もちろん授業やディスカッションに日本語を交えることもしません。ICUの学生には、英語による、グローバル・スタンダードに基づいた経済学の授業ができると考えています。ですから、私の授業を修了した学生は、世界中どこへ留学したとしてもすぐに対応できるはずです。

ICUの特徴的な強みのひとつは、教員と学生の関係が常に対等である環境です。教員と学生がともに責任を分担し学びの道のりを共有することは、教員の質を高めることにもつながります。私自身、学生とは常に真摯に向き合います。彼らは、ICUで学び、社会に貢献したいと考えるひとりの人間です。そのために努力し、知識を吸収しようとしています。私は、ひとりの人間としての彼らに、大きな期待を持っていますし、そのことを彼らに伝えます。このような環境で学ぶことは、学生にとっても大きな力になるはずです。

ICUのもうひとつの強みは、何をどう学ぶのか、学生が自分の意思で決定し、学べること。そのためのシステムがあることです。ここでは、学生をひとつのカテゴリーに当てはめるようなことはしません。彼らは時間をかけて自分の情熱の対象を探し、専攻を選びます。そして、それを選んだ責任は学生自身にあるのです。責任を持って自分自身について深く考え、卒業後の将来像を見出していく。これは、彼らが責任ある一人の人として更に成長することにほかなりません。

 

MONTGOMERY Heather (モンゴメリー・ヘザー)

ジョンズホプキンス大学にて学士(経済学)を取得後、ミシガン大学にて国際経済学・マクロ経済学を専攻、博士号(経済学)を取得。ジョンズホプキンス大学ポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院ボローニャ校、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センターでも学ぶ。アジア開発銀行、JPモルガン証券勤務を経て、2007年ICU教養学部に着任。