2010年12月アーカイブ

CGSは下記の期間、大学の一斉休暇に伴い、閉室させていただきます。

2010年12月23日(木)~2011年1月5日(水)

ご不便をおかけいたしますが、宜しくお願いいたします。

国際基督教大学ジェンダー研究センター

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2010年度冬学期の読書会の開催が決定しました。
月曜日の夜、水曜日のランチタイム、金曜日の夜の3つが開催されます。
是非、お気軽にご参加ください。

①【毎週月曜19:10~(初回12月13日)】
『クローゼットの認識論―セクシュアリティの20世紀』(1999年)
イヴ・セジウィック (訳者 外岡尚美)

秋学期に引き続き、セジウィックの『クローゼットの認識論』を読みます。今学期の範囲は第3章から。初回は顔合わせとイントロダクションで、第2回より本格的に読み始めます。前半を読んでいない方の参加も大歓迎です。

担当者: 蛯谷真美(一橋大学大学院)

②【毎週水曜ランチ12:40~13:50(初回12月15日)】※初回は会場が変更される可能性があります。当日CGSで確認をお願いします。
『男性学』
天野正子 編(2009年)

「ジェンダーって女性の問題だけ論じるんでしょ?」そんな風に思っているあなた!!実は違います。「男らしさ」や男性の抱えている問題も立派なジェンダー研究のテーマです。むしろ「男らしさ」は私たちの生きている社会や文化を理解する上でとても重要な視点です。というわけで今回は「男性学」の入門書をみんなで読みたいと思います。「男が男らしくて何が悪いの?」というあなたも「男らしさってしんどいなあ」というあなたもウェルカムです。もちろん性別も問いません。エッセイ風の文章なので気軽に参加してもらえるとうれしいです。おいしいお茶を用意して待っています!

担当者:川口遼(一橋大学大学院)

③【毎週金曜19:10~(初回12月17日18:00~)】
『Femmes Fatales: Feminism, Film Theory, Psychoanalysis』
Mary Ann Doane (1991)

この本は、映画論や精神分析の視点から性的差異や女性の身体、そして女性の観客を論じた、フェミニスト映画評論の代表的な論文のひとつです。ポスト構造主義理論および精神分析理論の知的枠組みを用いつつそれに抗う本書は、決して易しい内容ではありませんが、主に視覚の不/安定性の観点からフェミニズム映画論を学びたい方におすすめの一冊です。

担当者:宮澤日奈子(ICU学部生)、井芹真紀子(東京大学大学院)
※開始時刻変更のお知らせ
大学の燭火礼拝のため、金曜日読書会の開始時刻を、初回のみ、12月17日19:10より
同日18:00に変更致します。2回目以降は告知通り、毎週金曜19:10からの開催となり
ます。よろしくお願い致します。


開催場所:国際基督教大学ジェンダー研究センター(ERB-301)
問い合わせ先:0422-33-3448

イベントは終了しました。

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