CGSニューズレター 014号が完成しました。
CGSなどでペーパー版を配布しているほか、以下のURLより、pdf版がダウンロードできます。是非ご覧下さい。
なおペーパー版・pdf版に収録されている記事は、要約の場合があります。記事全文は、以下の目次から各記事のエントリーをご覧下さい。
CGSニューズレター 014号目次(各記事のエントリーにリンクしています。クリックしてご覧下さい。)
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ジェンダー研究センター・ANT103「人類学原論」/共催・オープンレクチャー:
「人はなぜ結婚するのか?― 同性結婚を通して考えなおす」
Title: Same-sex marriage: reconsidering the meaning of marriage
講師:中村美亜(東京藝術大学助教)
日時:10月28日(金)11:30 〜 12:40(3時限)
場所:H-367
言語:日本語(英語語翻訳無)
講師プロフィール:
音楽社会学・芸術文化研究を専門にする傍ら、自分自身に対する問題意識からセクシュアリティやジェンダーに関する研究や活動に携わってきた。
著書に『クィア・セクソロジー』、『心に性別はあるのか?』など。
講演内容紹介:
近年、欧米で同性結婚を認める動きが広まりつつあります。
日本では同性結婚は認められていませんが、認められる地域とは何が異なるのでしょうか?
本講義は「そもそも人はなぜ結婚するのか」という普段とは違ったクィアな視点から、結婚・恋愛・家族・性の文化的意味や意義について考えていきます。
イベントは終了しました。ご参加ありがとうございました。
2011年度秋学期の読書会の開催が決定しました。
秋学期は2つの読書会が行われます。
新入生のみなさんも是非、お気軽にご参加下さい。
初回に参加出来ない方の途中参加も大歓迎です、詳細ご希望の方は担当スタッフ・井芹(p001091e@nt.icu.ac.jp)までご連絡下さい。
【1】隔週水曜19:30~(初回9月28日)
『情熱としての愛ー親密さのコード化』
[著]ニコラス・ルーマン
[訳]佐藤勉・村中知子(2005年)
先学期に引き続き『情熱としての愛』を読みます。本書は16世紀の宮廷風恋愛が情熱
としての愛を経てロマンチック・ラブになり、現代の自律的な愛の形式になるという
「愛」に関するゼマンティク(コミュニケーションに用立てられるテーマのストックのこと)
を追った歴史/知識社会学的試みです。
初回の範囲は5章です。各自、テキストを手に入れて読んで来てください。
また、今学期から参加される方はご自身で4章まで読んで来てください。
担当者:川口遼(一橋大学大学院)、平森大規(ICU学部生)
【2】曜日未定(初回:9月30日 15:30~@CGS)
*開催曜日は初回集まった方の予定を合わせて決定します。
『批判的性政治 Critical Sexual Politics』
[著]朱偉誠 (2008年)
台湾において、1980年代の社会運動が勃興してきた際、フェミニズム運動は比較的遅
く起こって来た運動であった。しかし、その影響力は大きく、私たち個人の生活様式
を根本的に変える効果を発揮し、その後の同性愛者運動の盛り上がりの基礎にもなっ
た。《台灣社會研究季刊》はこれら二つの運動の始めから現在に至るまで、その学術
的な後ろ盾を演じている。そして更に重要な点として、ジェンダームーブメントが台
湾の社会において主流化した後も、当シリーズは一貫して批判的な立場を保ち、周縁
的な視野の必要性を強調している。当著作は、ポルノグラフィーから、性の解放、セッ
クスワーク、トランスジェンダーに至るまで、批判的な考察を意図しており、国家主
義フェミニズム的なジェンダームーヴメントとは異なる道を切り開いてる。
担当者:于寧(東京大学大学院)、進藤竜一(一橋大学大学院)
*本文献は中国語なので、基本的には中国語話者、学習者に解説担当をお願いしたい
と思います。興味があるけど語学力に自信がない、という方もお気軽にご参加下さい!
開催場所:国際基督教大学ジェンダー研究センター(ERB-301)
問い合わせ先:0422-33-3448
読書会についてのお問い合わせは、担当スタッフ(井芹)までお気軽にどうぞ!