01. CGSから: 2014年12月アーカイブ


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 ICUジェンダー研究センター(CGS)では毎学期、学生主催で一冊の本をみんなでじっくりと読む、読書会を開催しています。一人で読むのは難しい本も、みんなで読めば大丈夫。
 わからない部分をお互いにシェアしながら、楽しく読み進めましょう!



中断された正義――「ポスト社会主義的」条件をめぐる批判的省察

開催日程
毎週水曜 ランチタイム 12:50~
(初回:12月17日)

会場
国際基督教大学 ジェンダー研究センター(ERB-1 301)

書籍情報
中断された正義――「ポスト社会主義的」条件をめぐる批判的省察
  著:ナンシー・フレイザー
監 訳:仲正昌樹
出版社:御茶の水書房
出版年:1997=2003年

再配分と承認、経済と文化の二項対立を乗り越えるフェミニズム政治理論の旗手ナンシー・フレイザーの主著を、一章ずつ読み進めていきます。これによって、アベノミクス・ウーマノミクスなど近年の政治的文脈を批判的に読み解くことができるようになることを目指しましょう。わからないところは互いに確認し合いながら進めますので、お気軽にお越しください!

担当者
堀 真悟(早稲田大学大学院)



BLをよむ

開催日程
毎週木曜 19時~
(初回:1月8日)

会場
国際基督教大学 ジェンダー研究センター(ERB-1 301)

書籍情報
ユリイカ2007年12月臨時増刊号 総特集=BL(ボーイズラブ)スタディーズ ほか
出版社:青土社
出版年:2007年

今やBLは無数の作品が作られメディア展開も幅広く、商業的にも独立した一ジャンルとして成長しました。読書会ではやおい/BLに関するやや学術的な文献を読み、参加者の希望に応じた実際の作品の購読も行っていきたいと思います。

担当者
樋口優也(ICU学部生)



ジェンダー/セクシュアリティの教育を創る

開催日程
毎週金曜 ランチタイム 13:00~
(初回:12月19日)

書籍情報
ジェンダー/セクシュアリティの教育を創る
  著:浅井春夫 ほか
出版社:明石書店
出版年:2006年

会場
国際基督教大学 ジェンダー研究センター(ERB-1 301)

本書では性教育、ジェンダー・フリー教育、家庭科教育を共通に受け持つ教育として捉えて、近年のジェンダー/セクシュアリティの教育のあり方への考察、そして今後の方向性を提案しています。会はゆったりとしたペースで進めていきたいと思っていますし、参加者の興味によっては他の文献も当たりたいと思います。ジェンダーにも教育にも興味のある方是非ご参加下さい。

担当者
鈴木菜月(ICU学部生)


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みんなでふわっと、おしゃべりしよう。
第19回 ふわカフェ開催のおしらせです。

日時
2014年12月12日(金)18:30-21:00
 入場無料、予約の必要はありません(茶菓代の寄付、お菓子の持ちよりは歓迎です)。
 途中からの参加、退室も自由です。

トークテーマ:
就活とジェンダー・セクシュアリティ

就職活動や将来の仕事について考えたことはありますか? 履歴書には性別欄があるところが多いし、ジェンダーを問わず面接で結婚について聞かれるなんて噂も... そもそも働くことをめぐる状況はどうなっているんだろう? ジェンダーに重きをおきつつ、セクシュアリティに関する話も絡めて、就活や働くことに関して気になること、思っていることをみんなでおしゃべりしませんか?

場所
ジェンダー研究センター
 第一教育研究棟(ERB-1) 301
 本館のとなり、図書館の正面にある建物。
 窓にレインボーフラッグが飾られた、3階の角部屋です。


「同性が好きかもしれない」
「男女両方が好きかもしれない」
「自分は恋愛とか興味がない」
「いまの身体は女性だけど、男性として見られたい」
「いまの身体は男性だけど、女性として見られたい」
「性別で自分のことを決めつけられたくない」
「自分の性の在り方をひとつに決めつけたくない」
 ...または、これらには当てはまらないけど、気になること、話してみたいことがある。そんなジェンダーやセクシュアリティのこと、みんなでふわっとおしゃべりしてみませんか?
 お菓子や飲み物を用意して、みなさんの参加をお待ちしています。
(第19回ふわカフェ世話人:上田真央/加藤悠二)

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