CGSは今学期も読書会を開催します。一つ目は月曜ランチに「パレードを通して、カミングアウトを考える。」と題した初心者向けセクシュアリティ読書会。2つ目はヨーロッパの2000年間にわたる性差の観念史を描いたトマス・ラカーの大著『セックスの発明』。3つ目は自我(アイデンティティ)を一貫したものとする考えを複数の論者がそれぞれの立場から批判的に論じた論文集、『脱アイデンティティ』。
月曜ランチ:パレードを通して、カミングアウトを考える。
尾辻かな子著『カミングアウト』、伏見憲明著『ゲイという[経験]』、砂川秀樹著『パレード』の抜粋をもとに、公の場において性的マイノリティがカミングアウトするとことの意味を考えます。
日時:4月24日~毎週月曜日ランチタイム(12:40-13:50)
場所:ジェンダー研究センター(ERB301)
申込:随時受付・飛び入り歓迎
資料:随時配布
言語:日本語/Japanese
共催:ICU LGBITサークル「Sumposion」
『脱アイデンティティ』 上野千鶴子編
CGS読書会で読んできた理論が、日本社会に適応されていたり、批判的に論じられていたりします。編者の上野千鶴子氏が理論を分かりやすく説明してくれているので、読書会ベテランから初心者まで参加していただけます。
日時:4月13日~毎週木曜日19:10-20:30
場所:ジェンダー研究センター(ERB301)
申込:随時受付
資料:序論、第1章を初回に配布
言語:日本語/Japanese
『セックスの発明』 トマス・ラカー著
ラカーによると、古代ギリシャ以来、女性は男性の裏返しとして、ワンセックスモデル(1つの性)で語られていました。それがどのように二つの「セックス」に分かれていったのか。古代ギリシャからフロイトに及ぶ「性差」をめぐる膨大な資料から、その観念史が描き出されていきます。
日時:4月14日~毎週金曜日19:10-20:30
場所:ジェンダー研究センター(ERB301)
申込:随時受付
資料:前半部分を初回に配布
言語:日本語/Japanese