マレーシア:ジェンダーリサーチセンター

マレーシア国民大学 : ラシーラ・ラムリー
【CGS News Letter005掲載】【ペーパー版と同一の文章を掲載】

2003年7月に設立されたジェンダーリサーチセンター(CGR)、マレー名Pusat Penyelidikan Gender(PRG)はマレーシア国立ケバングサン大学(UKM)社会人文科学科に所属する研究機関である。ジェンダー研究における国家および地域調査研究機関として、CGRはマレーシアおよび東南アジア全域に住む人々のQOL向上への貢献が見込まれる関係諸分野においての知識および経験の集積に寄与することが使命であり、UKM内外の研究者に分野横断的ネットワーク形成の場を提供することを目標としている。

 CGRは今後3年から5年をかけてマレーシア国内のみならず東南アジア全域にわたるジェンダー研究の包括的な拠点となることを目指している。これはUKMの掲げる国際化の目標とも連動するものである。また、私たちと思考を共有する他の研究機関との連携を深め、ジェンダー研究の将来を担う研究者および学生を広く迎え入れることを目指している。

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