PGSSカリキュラム:専門科目・関連科目(2006年度)

 PGSSを履修する学生は、30単位の専門科目(Area Major Courses)を履修する必要があります。そのうち15単位については、以下にリストされた関連科目(Related Courses)から履修することが推奨されています。学生は各自の関心分野に応じて、自分がもとに所属していた学科の枠にとらわれず、必要と思われるコースを履修してください。
 また、以下にリストアップされていない科目についても、自分の研究に必要な科目であれば、関連科目として単位を計上することができます。ただしその際には、プログラム・コーディネーターの許可が必要です。登録をする前に、プログラム・コーディネーターと面談をするようにしてください。

【人文科学科】
HLi 228 J/E ロマン主義(3単位)
※隔年講座のため、2006年度は開講されておりません。
ロマン主義の詩あるいは散文の研究。
担当教員:生駒夏美(2005年度)
開講学期:隔年/第2学期(秋学期)


HLi 229 J/E リアリズム(3単位)
※隔年講座のため、2006年度は開講されておりません。
19世紀中葉から20世紀初頭の詩あるいは散文の研究。
担当教員:−
開講学期:隔年/第3学期(冬学期)


HLi 230 J/E 現代英文学I(3単位)
現代イギリスの小説を2作品以上とりあげ、その文化的背景とともに考察する。
担当教員:生駒夏美
開講学期:隔年/第2学期(秋学期)


HLi 270 J 古代日本文学I(3単位)
奈良・平安時代の文学の研究:その言葉、筋の構成、表現の様式、性格描写などをみる。
担当教員:Kristeva, TZVETANA
開講学期:第1学期(春学期)


HLi 271 J 古代日本文学II(3単位)
奈良・平安時代の文学の研究:その言葉、筋の構成、表現の様式、性格描写などをみる。
担当教員:Kristeva, TZVETANA
開講学期:第2学期(秋学期)


HPh 202 J、E 日本人の価値観と倫理思想(3単位)
日本人の価値観、その起源と歴史を検討。特に近代における西洋の価値観の潮流との交錯、日本人の倫理思考に与えたその意義に注目する。セクションにより開講言語が異なる。
担当教員:Ward, RYAN
開講学期:第3学期(冬学期)


HRe 250 J キリスト教倫理I:アメリカの宗教と倫理(3単位)
現代におけるアメリカの宗教及び倫理学を政治・社会・文化の文脈でとらえる。
担当教員:森本あんり(2004年度、2006年度)
開講学期:隔年/第2学期(秋学期)


HPh 308 J 哲学特別研究I(3単位)
※2006年度は開講されておりません。
哲学の各分野についての専門的研究。担当教員の受講許可を要する。
担当教員:−
開講学期:−


【社会科学科】
SSEc 202 J  労働経済学Ⅰ(3単位)
最近の労働経済学を学ぶ基礎を教える。
担当教員:八代尚宏
開講学期:第2学期(秋学期)


SSPo 200 J 政治理論(3単位)
現代政治の理論的考察。民主主義、国家、市民社会、アイデンティティなどの諸主題を検討する。主要な政治制度、イデオロギー、行動類型についても取り上げる。
担当教員:木部尚志
開講学期:第2学期(秋学期)


SSPo 224 E 日本の政治(3単位)
日本の国家と社会を、政治的アプローチのみでなく、歴史的、社会的、経済的、文化的な側面から包括的に考える。
担当教員:御巫由美子
開講学期:第1学期(春学期)


SSSo 220 J  社会学原書講読(2単位)
※2006年度は開講されておりません。
社会学、人類学の文献を選んで講読する。学生はレポートを行い、それを全員で討議する。
担当教員:太田有子
開講学期:第1学期(春学期)


SSHi 250 J 中世ヨーロッパの社会と文化(3単位)
中世〜ルネサンス期ヨーロッパ社会史・文化史の諸問題を考察する。基本的文献の講読と個別研究のための演習。 
担当教員:那須敬
開講学期:第3学期(冬学期)


SSHi 251 J 近代ヨーロッパの社会と文化(3単位)
16 世紀以降の近代ヨーロッパの歴史を政治史的観点からではなく基底でゆっくり変化する社会や文化の諸相から考察する。
担当教員:高澤紀恵
開講学期:第1学期(春学期)


【理学科】
NSBi 323 J  動物生理学 I(2単位)
動物の形態と機能、消化吸収、呼吸、浸透圧、排出、内分泌、生殖などについて学ぶ。
担当教員:小林牧人
開講学期:第2学期(秋学期)


NSBi 332 J  生物工学(2単位)
生物工学(バイオテクノロジー)の基礎的な手法と応用、及び問題点について、主に分子生物学的なアプローチから学ぶ。
担当教員:上遠岳彦
開講学期:第3学期(冬学期)


NSBi 361 J  動物生理学実習(2単位)
動物の解剖、細胞の観察および基礎的な実験、行動実験を行う。動物生理学 I を既修のこと。
担当教員:小林牧人
開講学期:第2学期(秋学期)


【語学科】
LEn 220 E  アメリカにおける英語(3単位)
北米の英語の起源、発達及び特徴の研究を通じて英語の歴史的、文化的、社会的諸相を考察する。合わせて地域的、社会的方言、言語政策、及び英語と他言語との関係も論ずる。
担当教員:TOLLEFSON, James W.
開講学期:第3学期(冬学期)


LJa 340 J  日本語のバリエーション(3単位)
日本語における各種のバリエーションを研究する基本的な手法を学ぶ。日本語の地域的、社会的(性差を含む)、文体的変異を検討し、データ収集・分析・解釈の方法を習得してフィールド調査を行う。
担当教員:日比谷潤子
開講学期:第2学期(秋学期)


LJa 390−1 J  外国語としての日本語教授法Ⅰ−Ⅱ(3−3単位)
日本語教授の目的および方法の研究。 ICU における日本語教育プログラムの見学と模擬実習が行われる。外国語としての日本語を教えようとしている学生のための科目。日本語学概論、外国語教授法原論を既修のこと(Ⅱ:、または担当教員の受講許可を要する)
担当教員:根津真知子 半田淳子
開講学期:第2学期(秋学期)、第3学期(冬学期)


【教育学科】
ETc 250 J 教育社会学(2単位)
学校の社会的影響、個人の学校教育、階層システム、そして社会について、理論のおもなものを検討する。トピックスとしては、個人を社会化するものとしての教育、また社会制度を正当化する機関としての教育、教育達成、学校教育の組織構造をとりあげる。社会学原論または教育の社会的基礎の既修が望ましい。
担当教員:菊池英治
開講学期:第3学期(冬学期)


ETc 350 J 社会化の諸問題(2単位)
家族、学校、マス・メディアなどの社会化の担い手の特徴を分析し、道徳的社会化、職業的社会化、政治的社会化などの諸研究領域における傾向と問題について検討する。
担当教員:藤田英典
開講学期:第1学期(春学期)


EEd 351 E 日本教育の基礎(3単位)
この科目では、日本社会における教育の変遷を公教育を中心に概観したうえで、現代日本の教育の諸問題を、西欧との比較の観点から取り上げ、分析する。
担当教員:LANGAGER, Mark W.
開講学期:第3学期(冬学期)


EPs 392  J、E コミュニティ心理学(2単位)
コミュニティ心理学の理論、方法、アプローチとそれに関する諸問題の概観。特に関連分野の理論(例:社会学、人類学、社会福祉学、公衆衛生学)も取り込み、生態学的立場(ecological principles)に基づくコミュニティにおける社会問題の「予防的介入」に重きを置く。米国と日本におけるコミュニティ心理学の歴史的発展、社会変革の方策、疾患予防・健康促進、エンパワーメント・コミュニテイ参加・コンサルテーション・自助グループ、また、ストレス・対処法・社会援助等に関する理論・実践・政策を検討・考察する。
担当教員:笹尾敏明
開講学期:第2学期(秋学期)


【国際関係学科】
ICl 201 J/E 日本社会とコミュニケーション(2単位)
日本社会におけるさまざまなコミュニケーション現象について考察する。目まぐるしく移り変わる現代社会において、どういったコミュニケーション現象が顕著なのか、そしてなぜそうした現象が起こるのか等の具体的分析を行う。
担当教員:池田理知子
開講学期:第3学期(冬学期)


ISa 210 J/E 心理人類学(3単位)
文化人類学、心理学、精神医学の関連を探る。精神的な健康および病気がいかに社会・文化的に構築されるか、心理学と文化の関係はどのようなものか、学際的アプローチは具体的な症例の分析にどのように有効か、などを問う。
担当教員:加藤恵津子
開講学期:第3学期(冬学期)


ICl 325 E  リテラシー、社会、発展(2単位)
読むことと書くこととは文明社会の基礎である。このコースは、社会におけるさまざまな書記(ライティング)システムの言語学的な比較、国レベルまた地域レベルの発展におけるリテラシーの役割りを分析する。リテラシーにおけるジェンダーの問題などについても扱う。
担当教員:MAHER, John C.
開講学期:第3学期(冬学期)


ISa 380-1-2 J、E 国際社会調査実習I-II-III(2-2-2単位)
量的質的アプローチを含む社会調査の方法論を学び、実際に質問票を作成して現地調査を行い収穫したデータを分析する。
担当教員:武石智佳子ほか
開講学期:通年/第3学期(冬学期)から開始


ISa 383 J、E 現地社会調査実習(2単位)
夏期休暇中に集中的調査実習を行う。日本での実習は毎年実施するが、隔年ごとに海外調査も行う。(実施は夏期休暇中。科目登録は秋学期に担当教員が行う。)
担当教員:大石奈々
開講学期:第2学期(秋学期)

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