今日の日本において、性的マイノリティ(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・インターセックス・トランスジェンダーなど)の人々は、依然として社会の差別・偏見・無関心に基づく困難な状況におかれています。しかし、これが人権問題として取り組むべき課題であることは、まだ十分に認識されているとはいえません。
今回の講演では、大阪府議会で最年少の女性議員として活躍している尾辻かな子さん(31)をお招きします。尾辻さんは2005年にレズビアンであることをカミングアウトして、同性パートナーシップへの法的保障(同性婚など)、就学期の性的マイノリティに対するメンタルヘルスケアなどのサポートの必要性などを議会の枠を超えて訴えています。
女性、若者、そして性的マイノリティの声を届けたい。政治の場に飛び込んだ尾辻さんがめざす「虹色」の社会とは?ジェンダー・セクシュアリティ・政治・人権・心理・教育・法などに関心のある、多くの方々のご来場をお待ちしています。
日時:2006年5月23日(火)12:30−14:30(質疑応答あり)
場所:国際基督教大学ディッフェンドルファー記念館東館(旧D館)
地図:交通案内図
キャンパスマップ
言語:日本語(英語同時通訳あり)
共催:ジェンダー研究センター,21世紀COEプログラム,C-Week,Sumposion