第3回国際ワークショップでは、アジアにおける〈身体の知〉―自らの身体への知識―という切り口から、性・生殖にまつわる安全を考えます。
アジア各地では、西洋の自然科学的・医学的〈身体の知〉と、地元特有の知識や実践が共存しています。これらの間にどのような葛藤や融合が見られるのか。またこれらの間の複雑な関係が、異なる性やセクシュアリティを持つ人々の生活にどのような影響を及ぼしているのか。近隣アジア5ヶ国と日本から、研究者のみならず助産師、ソーシャルワーカー、教師など、多彩な顔ぶれをお招きし、各地の共通点や差異を知ることによって、どのような問題点があり、どのような解決策が見出せるかを一緒に検討します。また同時通訳を用意し、国内外から参加して下さる皆さんのネットワーク作りをサポート致します。
国際基督教大学ジェンダー研究センター/21世紀COEプログラム共催
国際ワークショップ2006
アジアにおける人間の安全保障とジェンダー:自然科学の視点から
~アジアにおける〈身体の知〉とジェンダー~
2006年10月6日(金)~8日(日) 場所:国際基督教大学
10月6日(金)
10:00-10:10 オープニング
10:10-11:40 基調講演「〈身体の知〉・科学・ジェンダー:日本の場合」(柘植あづみ氏)
13:00-13:50 〈身体の知〉とパフォーマンス:
イトー・ターリ氏のドキュメンタリー映画「Dear Tari」上映
14:00-16:45 アジア各国からの報告「〈身体の知〉・科学・ジェンダー」
台湾/マレーシア/ベトナム/タイ/インド
18:00-20:00 〈身体の知〉とパフォーマンス:
イトー・ターリ氏による身体パフォーマンス「恐れはどこにある」&トークセッション
10月7日 (土)
9:30-11:45 ワークショップ(I):出産の技術
13:00-15:15 ワークショップ(II):性と出産の教育
15:30-17:45 ワークショップ(III):医療・薬学・ジェンダー
18:00-20:00 レセプション
10月8日 (日)
10:00-11:45 ワークショップ(IV):概括とディスカッション
※上記セッションおよびレセプションに参加をご希望の方は、事前にお申し込み下さい。
※国際基督教大学の関係者は、6日のセッションへの参加は自由です。
今回のワークショップは、21世紀COEプログラム、倶進会、UBCHEA、三鷹市の後援のもと運営されています。厚く御礼申し上げます。
なお、IWS2006については、下記のエントリーもご覧下さい。
IWS2006にむけて