今学期もジェンダー研究センターでは、3つの読書会を開催します。各読書会とも19時10分から開始します。場所はジェンダー研究センター(ERB-I 301)です。
特に今回は、初心者向けの読書会も開催します。新入生やジェンダー研究にはじめてふれるという方にぜひ、参加していただきたいです。ジェンダーやセクシュアリティに関する専門知識は一切、いりません!基礎の基礎から学びますのでどうぞ気軽に参加して下さい。
『知らないと恥ずかしいジェンダー入門』 加藤秀一(著)
毎週 水曜日 初回:4月11日 最終回:6月6日
ジェンダーとは何か、性別の起源、性差の作られ方、性同一性障がい、同性愛、バッシングの深層心理、ジェンダー論の将来など、重要な論点をわかりやすくまとめています。初心者向けの読書会です。ジェンダー研究に関する知識は一切、いりません! どうぞ気軽に参加してください。
『フェミニズム国際法学の構築 』 山下 泰子 ( 著), 植野 妙実子 ( 著)
毎週 火曜日 初回:4月17日 最終回:6月5日
20 世紀最後の四半世紀に、国連の主催する一連の国際会議を通じて、国際法秩序のあり方が、ジェンダーを機軸に大きく転換しました。本書は、このような認識の下に、ジェンダー視点を縦軸に、女性差別撤廃条約選択議定書を横軸にして、フェミニズム国際法学の構築を試みるものです。法学の専門書ですが、法律知識の有無にかかわらず興味のある方の参加をお待ちしてます!
木曜日の読書会の内容は、当初のものと変更されました。ご了承下さい。
<主体と連帯>アラカルト
毎週 木曜日 初回:4月19日 最終回:6月7日
連帯すること、愛することと主体の問題はどのように絡み合っているのか。さまざまなフェミニズム理論から主体について、また(特に女同士の)連帯についてかかれたものを選び、ともに考えたいと思います。奮ってご参加下さい。
内容
・『Bodies that Matter』 第一章Bodies that Matter
Butler, Judith (E)
・『Undoing Gender』 第一章Beside Oneself: On the Limits of Sexual Autonomy
Butler, Judith (E)
・『血、パン、詩』 第三章 強制的異性愛とレズビアン存在
アドリエンヌ・リッチ (J)
・『女たちの絆』 第二章 女性的なるものの冒険
ドゥルシラ・コーネル (J)
・『愛について』 第二章 愛について―エロスの不可能性
竹村和子 (J)