2007年度秋学期読書会のお知らせ

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※ 既に配布されたフライヤーから、水曜の読書会の時間帯が変更になっています。ご注意ください! ※

 今学期もジェンダー研究センターでは、3つの読書会を開催します。開催場所はジェンダー研究センター(ERB-I 301)です。今回は、先学期までとは開催される時間帯が異なりますので、ご注意ください。
 今学期は法学・感情労働(ケアワーク)・ジェンダー/セクシュアリティ理論を扱いますが、それぞれ専門知識を持っていなくても読み進められるように進めていきます。初心者の方もぜひ、ご参加ください!


9月17日~ 毎週月曜日18:00-20:00 フェミニスト法学アラカルト
『Q&Aで学ぶ 女性差別撤廃条約と選択議定書』
 編著:米田眞澄・堀口悦子
『フェミニズム国際法学の構築』
 編著:山下泰子・上野妙実子 ほか

 日常生活の中で、「これって変だな、差別じゃないの?」って思うことってありませんか? あなたのその感じ、実は法的な根拠があることが結構あるんです。今回は女性差別撤廃条約に関する本を読んでいきたいと思います。どこが、どう、“変”なのか、考えるヒントがここにあるかもしれませんよ。「へえ~ そんなのあるんだ?」と思ったあなたにこそ来て頂きたいと思います。一緒に楽しく気軽に勉強していきましょう。


9月19日~ 毎週水曜日13:00-15:00
 ※フライヤーから時間が変更されています!!
『管理される心—感情が商品になるとき 』
 著・A.R. ホックシールド 訳・室伏 亜希

 あなたのその笑顔は『本物』ですか?
「感情労働の時代」と言われる今、感情を管理することの社会的な意味と、それによるメリット・デメリットについて広く考えます。ジェンダーに関する知識は問いません。本の内容だけでなく、みなさんの体験・想いをシェアする場にできればと思います。


9月20日~ 毎週木曜日18:00-20:00
『ジェンダートラブル』
 著・ジュディス・バトラー 訳・竹村和子

 バトラーの著書「ジェンダー・トラブル」が出版された1990年を境に、ジェンダーに関する議論と、運動としてのフェミニズムは全くその質を変えました。この年を境に、「バトラー以前」「バトラー以後」という区分がなされる程です。「ジェンダー学の入門書」と謳われることの多い本書ですが、一人で読むのはちょっと大変。今回の読書会では、最初から最後まで通して読むことを目標とします。みんなで頑張って読み進めましょう!


※資料の配布については、初回の読書会にて、各読書会の担当者から連絡があります。
 連絡先:sm071016@srv.cc.hit-u.ac.jp(担当:川口)

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