PGSSカリキュラム:秋学期開講予定科目(2007年度)

pgsslogo_online_small.png 2007年度秋学期に開講される、PGSSカリキュラムに含まれたコースの一覧です。PGSSに関心のある学生のみなさんは、是非参考にしてください。
 なお、これらの情報は2007年9月1日現在のものであり、キャンセルを含めた変更の可能性があります。シラバスや、学期毎に配布される「『履修の手引き』コースオファリングス訂正および補遺」を参照のうえ、各自の履修を決定してください。

 秋学期は一般教養科目として「日常生活とジェンダー」「ジェンダーの問題と聖書」が開講されるほか、基礎的な理論を学ぶコアコースとして「ジェンダー、セクシャリティーと批評理論」が開講されます。また、隔年開講の「社会科学におけるジェンダー特別講義」では、Washington and Lee University準教授のRobin M. LE BLANC氏をお招きして、政治学分野におけるジェンダー・セクシュアリティの問題について講義をして頂く予定です。




■一般教養科目
CP 063 J/E 総合科目 LXIII 日常生活とジェンダー:HSN(3単位)
 社会的文化的に規定された性差(ジェンダー)の仕組みの働きにより「女性」と「男性」は異なる経験を生きてきた。ジェンダー関係が社会のどのような側面で、どのようなメカニズムによって働きどのような問題を提起しているのか、個々の学問領域をこえて学際的に検討し考察する。そのために毎年特定のテーマを決め、そのテーマに関連した領域で研究している教員が毎年チームを組んで共同講座という形式で担当する。
担当教員:田中かず子、御巫由美子
開講学期:第2学期(秋学期)


CP 065 J 総合科目LXV ジェンダーの問題と聖書:HS(2単位)
 現代社会のジェンダーに関わる問題の理論的構造的理解を、聖書に基づく神学的解釈によって明らかにし、男性と女性が共に創りあげるべき関係および社会はどのようなものであるべきかを具体的な問題を扱うことを通して探求する。 担当教員:絹川久子
開講学期:第2学期(秋学期)


SS 004 J、E 社会科学 IV 社会と文化(3単位)
 社会の基本的な仕組みおよび制度の発展、社会科学の方法論と問題をみる。とくに社会学、人類学的視点からみた社会論、文化論に重点をおく。
担当教員:加藤恵津子
開講学期:第2学期(秋学期)


SS 010 J 社会科学X 経済と経済学(3単位)
 経済学は人間の経済行動、国民経済と国際経済の動きをどのような理論的枠組で把え、分析し、政策的含意を引出して来たか。経済学の有用性と限界はどこにあるのか。これらの問いを具体的な現代の経済問題をとりあげて追求する。 担当教員:八代尚宏
開講学期:第2学期(秋学期)


NS 004 J 自然科学IV 生命科学(3単位)
 現代科学が生命現象をどのように理解するかを二三の例を通して学ぶ。
担当教員:加藤義臣
開講学期:第2学期(秋学期)




■専門科目・コアコース
HLi 300 J/E  ジェンダー,セクシャリティーと批評理論(3単位)
 近年の文学・文化研究に不可欠なジェンダー,セクシャリティ理論と,それらを用いての批評について,その方法論と実践法を集中的に学ぶ。
担当教員:清水晶子
開講学科:人文科学科
開講学期:第2学期(秋学期)


SS 300 E 社会科学におけるジェンダー特別講義(3単位)
※2007年度は(秋学期開講)を予定しています。
 歴史、法学、政治、社会学、経済学など社会科学における特定の分野において、ジェンダーの視点から研究分析を行っている講師が、各分野における専門的内容の講義を行う。隔年開講。
担当教員:WALTHALL, Anne (2005年度) Robin M. LE BLANC(2007年度)
開講学科:社会科学科
開講学期:第2学期(秋学期)(通常は第1学期)




■専門科目・関連科目
【人文科学科】
HLi 228 J/E ロマン主義(3単位)
 ロマン主義の詩あるいは散文の研究。
担当教員:生駒夏美(2005年度)
開講学期:隔年/第2学期(秋学期)


HLi 230 J/E 現代英文学I(3単位)
※隔年講座のため、2007年度は開講されておりません。
 現代イギリスの小説を2作品以上とりあげ、その文化的背景とともに考察する。
担当教員:生駒夏美
開講学期:隔年/第2学期(秋学期)


HLi 271 J 古代日本文学II(3単位)
奈良・平安時代の文学の研究:その言葉、筋の構成、表現の様式、性格描写などをみる。
担当教員:Kristeva, TZVETANA
開講学期:第2学期(秋学期)


【社会科学科】
SSEc 202 J  労働経済学Ⅰ(3単位)
最近の労働経済学を学ぶ基礎を教える。
担当教員:八代尚宏
開講学期:第2学期(秋学期)


SSPo 200 J 政治理論(3単位)
現代政治の理論的考察。民主主義、国家、市民社会、アイデンティティなどの諸主題を検討する。主要な政治制度、イデオロギー、行動類型についても取り上げる。
担当教員:木部尚志
開講学期:第2学期(秋学期)


SSSo 220 J  社会学原書講読(2単位)
社会学、人類学の文献を選んで講読する。学生はレポートを行い、それを全員で討議する。
担当教員:太田有子
開講学期:第2学期(秋学期)(通常は春学期に開講)


【理学科】
NSBi 323 J  動物生理学 I(2単位)
動物の形態と機能、消化吸収、呼吸、浸透圧、排出、内分泌、生殖などについて学ぶ。
担当教員:小林牧人
開講学期:第2学期(秋学期)


NSBi 361 J  動物生理学実習(2単位)
動物の解剖、細胞の観察および基礎的な実験、行動実験を行う。動物生理学 I を既修のこと。
担当教員:小林牧人
開講学期:第2学期(秋学期)


【語学科】
LJa 340 J  日本語のバリエーション(3単位)
日本語における各種のバリエーションを研究する基本的な手法を学ぶ。日本語の地域的、社会的(性差を含む)、文体的変異を検討し、データ収集・分析・解釈の方法を習得してフィールド調査を行う。
担当教員:日比谷潤子
開講学期:第2学期(秋学期)


LJa 390−1 J  外国語としての日本語教授法Ⅰ(3−3単位)
日本語教授の目的および方法の研究。 ICU における日本語教育プログラムの見学と模擬実習が行われる。外国語としての日本語を教えようとしている学生のための科目。日本語学概論、外国語教授法原論を既修のこと(Ⅱ:、または担当教員の受講許可を要する)
担当教員:根津真知子 半田淳子
開講学期:第2学期(秋学期)


【国際関係学科】
ISa 380-1-2 J、E 国際社会調査実習II(2-2-2単位)
量的質的アプローチを含む社会調査の方法論を学び、実際に質問票を作成して現地調査を行い収穫したデータを分析する。
担当教員:山口富子
開講学期:通年/第3学期(冬学期)から開始


ISa 383 J、E 現地社会調査実習(2単位)
夏期休暇中に集中的調査実習を行う。日本での実習は毎年実施するが、隔年ごとに海外調査も行う。(実施は夏期休暇中。科目登録は秋学期に担当教員が行う。)
担当教員:山口富子
開講学期:第2学期(秋学期)

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