PGSSカリキュラム:冬学期開講予定科目(2007年度)

pgsslogo_online_small.png 2007年度冬学期に開講される、PGSSカリキュラムに含まれたコースの一覧です。PGSSに関心のある学生のみなさんは、是非参考にしてください。
 なお、これらの情報は2007年11月1日現在のものであり、キャンセルを含めた変更の可能性があります。シラバスや、学期毎に配布される「『履修の手引き』コースオファリングス訂正および補遺」を参照のうえ、各自の履修を決定してください。


■一般教養科目
CP 074 E 文化、ジェンダー、健康(3単位)
 本コースの目的は、文化とジェンダーと健康の相互関連を学際的視点から考察することにある。特に、各文化に固有の概念や価値観が個人の健康に及ぼす影響の大きさについて見る。主要トピックのひとつとして、現代世界における HIV-AIDS、これにまつわる様々な考え、患者の現状、この病気の今後について考察する。
担当教員:MALARNEY,shaun K.
開講学期:第3学期(冬学期)


SS 004 E 社会科学 IV 社会と文化(3単位)
 社会の基本的な仕組みおよび制度の発展、社会科学の方法論と問題をみる。とくに社会学、人類学的視点からみた社会論、文化論に重点をおく。
担当教員:大石奈々
開講学期:第3学期(冬学期)


SS 010 J 社会科学X 経済と経済学(3単位)
 経済学は人間の経済行動、国民経済と国際経済の動きをどのような理論的枠組で把え、分析し、政策的含意を引出して来たか。経済学の有用性と限界はどこにあるのか。これらの問いを具体的な現代の経済問題をとりあげて追求する。 担当教員:八代尚宏 黄 仁相
開講学期:第3学期(冬学期)


NS 005 J 自然科学V 科学史(2単位)
 自然科学および数学の発展の歴史について学ぶ。理学科学生は第3または第4年次に必修。
担当教員:村上陽一郎
開講学期:第3学期(冬学期)


■専門科目・コアコース
L 250 E  言語とジェンダー(3単位)
 言語とジェンダーをめぐる諸理論及び研究アプローチを概観する。言語と社会的実践との関係を批判的に検討するための分析手段を身につけ、さらにそれを用いて各自が関心を持つコミュニティで収集した言語データを分析する。
担当教員:日比谷潤子
開講学科:語学科
開講学期:第3学期(冬学期)


IDw 262 J/E ジェンダー関係論(3単位)
 家族・職場・セクシュアリティの領域におけるジェンダー関係を歴史的、文化的背景の異なる社会で比較考察し、ポストモダン時代の個と個々人の関係性について検討する。
担当教員:田中かず子
開講学科:国際関係学科
開講学期:第3学期(冬学期)


HLi 320 J 文学理論とフェミニズム(3単位)
 フェミニスト文学批評理論を把握し,それにもとづく分析を行う能力を養う。担当教員の受講許可を要する。
担当教員:生駒夏美
開講学科:人文科学科
開講学期:第3学期(冬学期)


ISa 323 E 不平等の研究(2単位)
※2007年度の開講はしておりません。
 本コースはさまざまな社会で、いかにして不平等や不公平が生じてくるかを理論的に分析し、現代社会における不平等、不公平の問題、例えば性差別、知識や識字問題、生産手段へのアクセスに対する不平等等を理論と現実の統合として捉える。
担当教員:MALARNEY, Shaun K.
開講学科:国際関係学科
開講学期:第3学期(冬学期)


■専門科目・関連科目
HPh 202 J、E 日本人の価値観と倫理思想(3単位)
※2007年度の開講は予定されておりません。
日本人の価値観、その起源と歴史を検討。特に近代における西洋の価値観の潮流との交錯、日本人の倫理思考に与えたその意義に注目する。セクションにより開講言語が異なる。
担当教員:Ward, RYAN
開講学期:第3学期(冬学期)


SSHi 250 J 中世ヨーロッパの社会と文化(3単位)
中世〜ルネサンス期ヨーロッパ社会史・文化史の諸問題を考察する。基本的文献の講読と個別研究のための演習。 
担当教員:未定
開講学期:第3学期(冬学期)


【理学科】
NSBi 332 J  生物工学(2単位)
生物工学(バイオテクノロジー)の基礎的な手法と応用、及び問題点について、主に分子生物学的なアプローチから学ぶ。
担当教員:上遠岳彦
開講学期:第3学期(冬学期)


【語学科】
LEn 220 E  アメリカにおける言語(3単位)
北米の英語の起源、発達及び特徴の研究を通じて英語の歴史的、文化的、社会的諸相を考察する。合わせて地域的、社会的方言、言語政策、及び英語と他言語との関係も論ずる。
担当教員:TOLLEFSON, James W.
開講学期:第3学期(冬学期)


LJa 390−1 J  外国語としての日本語教授法Ⅱ(3単位)
日本語教授の目的および方法の研究。 ICU における日本語教育プログラムの見学と模擬実習が行われる。外国語としての日本語を教えようとしている学生のための科目。日本語学概論、外国語教授法原論を既修のこと(Ⅱ:、または担当教員の受講許可を要する)
担当教員:根津真知子 半田淳子
開講学期:第3学期(冬学期)


【教育学科】
ETc 250 J 教育社会学(2単位)
学校の社会的影響、個人の学校教育、階層システム、そして社会について、理論のおもなものを検討する。トピックスとしては、個人を社会化するものとしての教育、また社会制度を正当化する機関としての教育、教育達成、学校教育の組織構造をとりあげる。社会学原論または教育の社会的基礎の既修が望ましい。
担当教員:藤田英典
開講学期:第3学期(冬学期)


EEd 351 E 日本教育の基礎(3単位)
この科目では、日本社会における教育の変遷を公教育を中心に概観したうえで、現代日本の教育の諸問題を、西欧との比較の観点から取り上げ、分析する。
担当教員:HOWE, E
開講学期:第3学期(冬学期)


【国際関係学科】
ICl 201 J/E 日本社会とコミュニケーション(2単位)
日本社会におけるさまざまなコミュニケーション現象について考察する。目まぐるしく移り変わる現代社会において、どういったコミュニケーション現象が顕著なのか、そしてなぜそうした現象が起こるのか等の具体的分析を行う。
担当教員:池田理知子
開講学期:第3学期(冬学期)


ISa 210 J/E 心理人類学(3単位)
※2007年度の開講は予定されておりません。
文化人類学、心理学、精神医学の関連を探る。精神的な健康および病気がいかに社会・文化的に構築されるか、心理学と文化の関係はどのようなものか、学際的アプローチは具体的な症例の分析にどのように有効か、などを問う。
担当教員:加藤恵津子
開講学期:第3学期(冬学期)


ICl 325 E  リテラシー、社会、発展(2単位)
読むことと書くこととは文明社会の基礎である。このコースは、社会におけるさまざまな書記(ライティング)システムの言語学的な比較、国レベルまた地域レベルの発展におけるリテラシーの役割りを分析する。リテラシーにおけるジェンダーの問題などについても扱う。
担当教員:MAHER, John C.
開講学期:第3学期(冬学期)


ISa 380-1-2 J、E 国際社会調査実習I(2単位)
量的質的アプローチを含む社会調査の方法論を学び、実際に質問票を作成して現地調査を行い収穫したデータを分析する。
担当教員:石生義人
開講学期:通年/第3学期(冬学期)から開始

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