ジェンダー研究センターでは、冬学期に3つの読書会を開催します。
今学期は、『身体の文化史ー病・官能・感覚』、『男同士の絆 』、『Masuculinities』の3冊を予定しています。
初心者の方から専門の方まで、どんな方もお気軽にご参加ください。
読書会の開催場所はいずれも、ジェンダー研究センター(ERB-I 301)です。
『身体の文化史ー病・官能・感覚』 (著)小倉考誠
毎週月曜日 18:30~(初回12月10日)
禁断の恋、魅惑の香り、薄幸な運命が生んだ伝説を読み解く。文学、医学書、作法書などの身体的表層を解読し、近代以降に誕生した社会的規範や文化的価値観の変遷を精査する最新研究です。
読みやすい文章と章立てになっていますので、初心者の方にもお勧めです。
『男同士の絆 』 (著)イヴ・セジウィック
毎週火曜日 18:00~(初回12月11日)
ホモソーシャルな文学。シェイクスピアからディケンズにいたる代表的なテクストを読み解くことによって、近代における欲望のホモソーシャル/ヘテロセクシュアルな体制と、その背後に潜む「女性嫌悪」「同性愛恐怖」をつかみ出し、ジェンダー研究に新境地を開いた画期的著作。
文学批評、理論系に興味のある方にお勧めの読書会です。
『Masuculinities』(著)R.Connell
毎週木曜日 18:00~(初回12月13日)
現在、社会(科)学の分野において世界的な注目を集めているジェンダー研究者、Connell主著「Masuculinities」を中心に、マスキュリニティ研究の英語論文を読みます。
卒論、修論にジェンダーの視点を取り入れようとしている方向けの読書会です。
※資料の配布については、初回の読書会にて、各読書会の担当者から連絡があります。
皆様のご参加をお待ちしております。