CGS関連書籍「アジアから視るジェンダー」発刊のおしらせ

coebookPR_small.png 国際基督教大学21世紀COEプロジェクトの一環として、CGSが中心となり編纂した書籍「アジアから視るジェンダー」が刊行されました。
 本書は、CGSが開設された2004年から4年間に渡り開催された国際ワークショップ(IWS)「アジアにおける人間の安全保障とジェンダー」の成果をまとめたものです。是非お手に取ってご覧下さい。
 なお、CGS Online上における、国際ワークショップに関する記事は、以下に掲載されています。併せてご参照下さい。

カテゴリ:国際ワークショップ
ジャーナル「Gender and Sexuality」第1号(IWS2005報告記事掲載号)
ジャーナル「Gender and Sexuality」第2号(IWS2006報告記事掲載号)



ICU 21世紀COEシリーズ 第7巻「アジアから視るジェンダー」
 編者:田中かず子
 発行所:株式会社 風行社
 2008年1月発行
 定価:本体2,300円+税
 ISBN:978-4-86258-011-5 >>>amazon.co.jp

【概要】
 ICUジェンダー研究センター(CGS)は、ICUの21世紀COEプロジェクト「平和・安全・共生」の一環として、2004年から2007年にかけて、国際ワークショップ「アジアにおける人間の安全保障とジェンダー」を開催してきた。本書は、新しい知の地平をアジアから拓くことを目標としてきたCGSが、アジアの研究者と活動家のコラボレーションのもと、「人間の安全保障」をジェンダーの視点から語ってきた、4年間に渡るワークショップの集大成である。

 本書の第I部から第III部には、第1回から第3回までのワークショップがまとめられ、各回の総括と発表論文で構成されている。第IV部では、3年間の総まとめとなる第4回ワークショップでの座談会の模様を抜粋、収録した。

【本書目次より】
 ジェンダー、貧困、フィリピン経済 −変化の潮流と展望
 ジェンダーと人間の安全保障 −アジアから
 話してはいけないことに名前を −タイ文学のレイプ表象
 性とセクシュアリティの表象 −母への鎮魂歌
 日本の商業アニメにおける女性像の変遷と「萌え」文化 −新しいジェンダーを求めて
 日本の美術界とジェンダー
 〈身体の知〉・医学・ジェンダー −疎外と管理を超えるために
 男子への性教育 −その重要性と課題
 座談会 アジアにおけるジェンダーと「脱・植民地化」   ほか

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