2008年4月23日(水)に、スポーツ通訳者の石島コウタ氏をお迎えして、CGSオープンレクチャー「日米間 ジェンダー、文化・スポーツビジネス論」を開催します。
石島コウタ氏は、野茂英雄や伊良部秀輝、イチローなど、国境を越えて活躍する日本人メジャーリーガーをサポートするスポーツ通訳者です。また、性別をという境界を常に意識されてきたMtFトランスジェンダー(※)でもあります。国境とセクシュアリティ、二つのアイデンティティについて深く考えてこられた石島氏に、ジェンダー、文化、スポーツビジネスについてお話いただきます。この講演は、学内外を問わずどなたでもご参加いただけます。
ジェンダー・セクシュアリティ研究や文化研究、日本社会研究、アメリカ研究、スポーツ等に興味のある方など、奮ってご参加ください。また、PGSS(ジェンダー・セクシュアリティ研究プログラム)、ジェンダー・セクシュアリティ研究メジャーの科目「ジェンダー研究へのアプローチ」の一環としても開講されます。
日程:2008年4月23日(水)
時間:15:10~19:00(5・6・7限)
会場:本館213教室
言語:日本語 質疑応答あり
主催:ICUジェンダー研究センター
※トランスジェンダー=自分の生物学的な性別、または社会的に決められた性別およびその性別「らしい」振る舞いを求められることに対し、何らかの違和感を感じている人。
※MtF=トランスジェンダーのうち、社会的に「男性」とされているが自分が「女性」であると自認する人。(「女性」とされているが自分が「男性」であると自認する人は「FtM」)。