2008年度秋学期CGS読書会のお知らせ

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CGSは今学期も読書会を開催します!お誘い合わせの上、ぜひご参加下さい。

2008年度秋学期CGS読書会
場所:ジェンダー研究センター(ERB 301)
連絡先:0422-33-3448(川口)
テキストの配布方法は初回にお知らせします。

9月16日~ 毎週火曜日12:40-13:50
シリーズ『ケア その思想と実践』編・上野千鶴子ほか
障がい者介助、高齢者介護、看護などにおける「ケア」に
対する社会的注目が高まっています。特に介護保険が施行されて以降、
高齢者介護は恩恵から権利へ,措置から契約へと一変しました。
今回は、この,新しいケアの経験を,いくつかの論文を通して
考察するとともに,高齢者にとどまらず,広くケアや福祉のあり方について
参加者のみなさんと考えたいと思います!
みなさんの「ケアする/される」経験もぜひシェアしたいです。
どうぞ気軽に参加して下さい!

9月17日~ 毎週水曜日18:00-
フェミニズム理論アラカルトー女性性について
ボーボワール以来、フランスにはアメリカとはまた異なる
フェミニズムの歴史があります。第二波フェミニズム以降も、
ラディカル・フェミニズムとは違った立場から「女性性」について
検討している理論家がいます。
今回は特にイリガライやクリステヴァなどの論考をバトラーや
スピヴァクによる批判も踏まえながら読んでいきます。

9月19日~ 毎週金曜日19:10-
『構築主義とは何か』編・上野千鶴子
『構築主義』という言葉を聞いたことがありますか?
現在では、言説によって「現実」が構築されるとする
このパラダイムを無視して、知的探求の方法を語ることは
もはや不可能です。本書は日本を代表する人文科学・社会科学の
論者がその系譜、展開、意義、限界について議論を展開しています。
対立する見解もそのままに展開される刺激的な論集です。
専攻を問わずに楽しめる論文集です!ぜひぜひご参加ください。

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