動物園にはいろんな家族がいます。でもペンギンのタンゴの家族はちょっと違っていました。
ロイとシロのパパふたりとタンゴ、それがタンゴの家族なのです──。
ニューヨークにあるセントラル・パーク動物園で実際にあった話を絵本にした『and Tango makes three』の邦訳版です。
なかなかかえらない石のたまごを暖め続ける切なさ、待ちに待った赤ちゃんペンギンが生まれる瞬間、読み終わった後、ほんのりあたたかい気持ちになれる絵本です。
子供たちにも、そして大人たちにも、読んでもらえるとうれしい一冊です。
●タンタンタンゴはパパふたり
[2008.4.15刊行]
文●ジャスティン・リチャードソン&ピーター・パーネル
絵●ヘンリー・コール
訳●尾辻かな子、前田和男
定価●1,500円+税
発売●ポット出版
ISBN978-4-7808-0115-6 C8798
詳細はポット出版のホームページをご参照ください。