スピヴァクのポストコロニアルをめぐる議論はアジアをその複雑／複数の
差異において理解する。現代における最も卓越した批判的、活動的な
思想家による傑作である。 ジョック・ヤング（ニューヨーク大学）
今学期は文学／文化批評を専門とする思想家、ガヤトリ・スピヴァクの
アジア論、『Other Asias』を読みます。昨年の日本での講演「他のアジア」の
基となった彼女の最新刊です。
本書においてスピヴァクは「アジア」をその政治的、文化的複雑性において、
「グローバル・サウス」の文脈において、そして植民地本国との関係に
おいて再検討するよう読者に迫ります。
21世紀の日本に生きる私たちにとって非常に重要な議論と言えるでしょう。
学外からのご参加も大歓迎です。
担当 川坂和義（国際基督教大学大学院） 井芹真紀子（一橋大学大学院）
日程：毎週木曜日19時10分～20時30分
初回：2008年12月11日（木）19時10分～20時30分
資料配布：初回に配布方法をお知らせします。
場所：国際基督教大学ジェンダー研究センター
東京都三鷹市大沢3-10-2 国際基督教大学教育研究棟（ERB）301号室
アクセス：http://www.icu.ac.jp/access/index.html
（JR中央線三鷹駅、武蔵境駅、京王線調布駅よりバス）
キャンパスマップ：http://www.icu.ac.jp/info/facilities.html
（5番の建物の3階）