『酷兒(クィア)』と台湾文学 -文学/翻訳と台湾セクシュアル・マイノリティ-


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講師:紀 大偉(国立政治大学台湾文学研究所助教授)
コーディネーター:進藤 竜一(国際基督教大学ジェンダー研究センター助手)

 国際基督教大学ジェンダー研究センターは、2012年2月25日(土)、台湾から紀 大偉(Ta-wei Chi)氏をお招きして、オープンレクチャー「『酷兒(クィア)』と台湾文学」を開催いたします。
 紀氏は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校で博士号を取得し、現在は台湾国立政治大学の助教授として、台湾文学研究所でご活躍しておられます。また、ジェンダー研究やクィア理論、文学理論に精通する紀氏は、クィア文学作品『膜』『恋物癖』執筆のほか、台湾において「Queer」を「酷兒」という単語に翻訳した人物としても知られています。
 本講演では紀氏の「SFクィア文学」の執筆経験や社会運動経験を元に、「Queer」を「酷兒」に訳出した背景や、氏がその言葉に込めた意図を伺います。また、台湾において「酷兒」にどのような文脈が付与されてきたのかについてもお話頂く予定です。

日時:2012年2月25日(土)14:00~16:00 *質疑応答込み
場所:国際基督教大学 ダイアログハウス 2F 国際会議室
言語:英語(日本語同時通訳あり)
入場無料

イベントは終了致しました。ご参加ありがとう御座いました。

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