2012年度・秋学期読書会のおしらせ

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 ICUジェンダー研究センター(CGS)では毎学期、学生主催で一冊の本をみんなでじっくりと読む、読書会を開催しています。
 一人で読むのは難しい本も、みんなで読めば大丈夫。わからない部分をお互いにシェアしながら、楽しく読み進めましょう!

火曜 ランチ 12:50〜 (初回:10月2日)
Transgender Explained for Those Who Are Not
【著】Joanne Herman (AuthorHouse, 2009)

Joanne Herman, a transgender woman who read everything in sight to understand her own gender incongruity, has been helping others with her non-complicated explanations of transgender for almost a decade. Organized by topic into short, easy-to-read chapters, Transgender Explained is perfect for parents, relatives, colleagues, friends, allies and even journalists who want to quickly get up to speed on what it means to be transgender. (Amazonより)

担当者:FERGUSON, Jessica W.(ICU学部生)


火曜 夜 19:15〜 (初回:10月2日)
「レズビアン」という生き方 ―キリスト教の異性愛主義を問う
【著】堀江有里(新教出版社、2006年)
レズビアンである〈わたしたち〉のストーリー
【著】飯野由里子(生活書院、2008年)

 日本におけるセクシュアルマイノリティ、とりわけレズビアンをとりまく問題について書かれた2冊を読みます。基礎的なことばや知識の確認をしながら、ゆっくり読んでいければと思います。

担当者:上田真央(国際基督教大学大学院)、佐々木裕子(東京大学大学院)


水曜 ランチ 12:50〜 (初回:10月3日)
愛について―アイデンティティと欲望の政治学―
【著】竹村和子(岩波書店、2002年)

 竹村和子は、英米文学研究者として多くの翻訳を手がけ、英米の最先端のフェミニズム理論を日本語で紹介してきた非常に重要な思想家です。読書会では、彼女の代表的な単著のひとつである本書を、一章ずつ6回に分けて読んでいきます。一人で読むのはなかなか大変ですが、みなさんと一緒に少しずつ読んでいくことで理解を深めていきましょう。初回は「序―『愛』について『語る』ということ」を読んでいきます。皆様のご参加をお待ちしております!

担当者:高内悠貴(東京大学大学院)、唐川恵美子(東京外国語大学大学院)

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