2013年9月アーカイブ

20130927_fuwacafe07s.png

みんなでふわっと、おしゃべりしよう。
第7回 ふわカフェ開催のおしらせです。

日時
2013年9月24日(火)18:30-21:00
 入場無料、予約の必要はありません(茶菓代の寄付、お菓子の持ちよりは歓迎です)。
 途中からの参加、退室も自由です。

トークテーマ:
留学どうだった?
 留学では、大学はもちろんのこと、さらにプライベートな時間を過ごす寮やホームステイでもいつもと違う環境におかれます。そんなときジェンダーやセクシュアリティのことで困った経験などありませんか? この夏留学から帰って来た人も、今後行こうと考えている人も、現在ICUに留学に来ている人も、ジェンダー・セクシュアリティに関する留学の課題や経験を、みんなと話してみませんか?


場所
ジェンダー研究センター
 第一教育研究棟(ERB-1) 301
 本館のとなり、図書館の正面にある建物。
 窓にレインボーフラッグが飾られた、3階の角部屋です。


「同性が好きかもしれない」
「男女両方が好きかもしれない」
「自分は恋愛とか興味がない」
「いまの身体は女性だけど、男性として見られたい」
「いまの身体は男性だけど、女性として見られたい」
「性別で自分のことを決めつけられたくない」
「自分の性の在り方をひとつに決めつけたくない」
 ...または、これらには当てはまらないけど、気になること、話してみたいことがある。そんなジェンダーやセクシュアリティのこと、みんなでふわっとおしゃべりしてみませんか?
 お菓子や飲み物を用意して、みなさんの参加をお待ちしています。
(第7回ふわカフェ世話人:杢田 光/加藤悠二)

2013Autumn_bookclub_S.png

 ICUジェンダー研究センター(CGS)では毎学期、学生主催で一冊の本をみんなでじっくりと読む、読書会を開催しています。一人で読むのは難しい本も、みんなで読めば大丈夫。
 わからない部分をお互いにシェアしながら、楽しく読み進めましょう!



水曜 19:10〜 (初回:9月18日)
Black Queer Studies: A Critical Anthology
【編】E. Patrick Johnson, Mae G. Henderson
(Duke University Press, 2005)

 この本は、ブラック・クィア・スタディーズの草分け的論考を集めた初めての論文集です。今回はこの中からいくつか論文を読みながら、セクシュアリティや人種、社会階層などについて複合的に捉えることの重要さを考えていきます。取り上げる論文は参加者の興味に応じて決める予定です。みんなでゆっくりと読み進めていきますので、英語が不得意、難しい論文は苦手という方でも楽しめると思います。皆様のご参加をお待ちしております!

担当者:平森 大規(ICU学部生)



毎週木曜 19:10〜 (初回:9月19日)
ASIAPACIFIQUEER:
RETHINKING GENDERS AND SEXUALITIES

(the Board of Trustees of the University of Illinois, 2008)

★ この読書会は、R-Weekに向けた勉強会も兼ねています ★

"You're queer? Just come/go to the West. It's much more accepted overthere."
 どれだけ多くのアジア人のクィアが、このような言葉を投げられてきたでしょうか。 LGBTの権利問題で、西洋は「解放されていて」アジアは「抑圧されて」いるという考え方が主流な中、アジア・太平洋地域のクィアの実態はどのようなものなのか、抑圧されているアジアのクィアというメインストリームな言説に抵抗する手立てはあるのか。この読書会を通じて再考することを目指します。

担当者:吉田 匡(ICU学部生)



水曜ランチ 12:50~13:40(初回:9月25日)
ベーシック・インカム入門
【著】山森 亮(光文社新書、2009年) 他、関連文献

 すべての人に、生きられるだけの所得を保障するベーシック・インカムの考え方は、フェミニズムや障害者運動の発想と密接なつながりを持っています。この読書会では『ベーシック・インカム入門』や、関連する文献にあたることを通じて、その基本的な考え方を学びましょう。

担当者:堀 真悟(早稲田大学大学院、CGS研究所助手)



火曜 夜 19:10〜
映画鑑賞会・HIV/エイズを考える
 みんなで映画を観たあと、30分程度、感想をシェアする時間をつくります。今期のテーマは「HIV/エイズ」。1回限りのご参加も歓迎です。

【10/1】ボーイズ・オン・ザ・サイド
監督: ハーバート・ロス(1995年)

 90年代の悩める女性たちが織りなすロード・ムービー。自由奔放なブルース・シンガー。真面目で一途なビジネス・ウーマン。恋が生き甲斐のセクシー・ガ-ル。少しも似てない三人の女が、ひょんなことからいっしょに旅することになる。陽気に西海岸を目指す三人だったが、実はそれぞれに事情を抱えていた......。 (「Yahoo!映画」より)

【10/15,22,29】エンジェルス・イン・アメリカ
監督:マイク・ニコルズ 脚本:トニー・クシュナー(2003年)
 全6章の映画を、1回に2章ずつ、3回に分けて観ます。

10/15:
第1章 BAD NEWS「悪い知らせ」
第2章 IN VITRO「試験管の中で」

10/22:
第3章 THE MESSENGER 「天からの使者」
第4章 STOP MOVING! 「聖なる予言」

10/29:
第5章 BEYOND NELLY「現実と妄想の果てに」
第6章 HEAVEN, I'M IN HEAVEN「天国への階段」

 1980年代、レーガン大統領時代のアメリカ。エイズは同性愛者だけがかかる癌であると思わされていた時代。政治、経済、宗教、人権、法律、医療...アメリカは様々な闇を抱えていた。赤狩りの時代に権力を得た弁護士ロイ・コーンは、目をかけている連邦控訴裁判所の首席書記官ジョー・ピットをワシントンの司法省に送り込もうとする。しかしジョーは妻ハーパーを気づかい返事を保留する。ハーパーは何故かジョーへの不信感を募らせ精神安定剤をのんでは現実逃避ばかりしているのだ。ジョーと同じ職場で働くルイスは同性の恋人プライアーからエイズであることを告白される。ショックを受けたルイスはプライアーの前から突然姿を消してしまう。そんな中、ルイスとジョーは出会い、ふたりは親しくなっていく。息子ジョーから同性愛者であると告白された母ハンナは急遽上京、ひょんなことからプライアーと知り合い、彼の面倒をみるようになる。そのプライアーの前には、突然天使が現れ、彼には使命があると告げていく。一方、ロイ・コーンもまた主治医からエイズを宣告される。しかし彼の病床を訪れるのは天使ではなく、自分が電気椅子送りにした死者だった...。(Super!dramaTVより)

【11/5】RENT
監督:クリス・コロンバス 原作:ジョナサン・ラーソン(2005年、映画版)

 1989年ニューヨーク。
 イースト・ヴィレッジで毎月の家賃(レント)も払えないような生活をおくる、若きアーティストたち。
 彼らは犯罪、エイズ、ドラッグ、同性愛、友の死など、様々な問題に直面しながらも、
 愛や友情を信じ、夢に向かって今日という日を懸命に生き抜くのだった......。
 ブロードウェイでロングラン上演が続く、若者たちの青春の葛藤と苦悩を描く感動のミュージカル。(amazon.co.jpより)

20130911_s.png

 留学での大変だった経験、また留学を通して得られたことは何ですか?
 本イベントでは、留学におけるジェンダー・セクシュアリティに関する経験や情報を共有し、参加者のみなさんと一緒に、問題解決の糸口を考えていきます。
 今回はスピーカーとして、この春までカリフォルニア大学アーバイン校に留学していた平森大規さんをお迎えし、LGBTQA学生のための寮や、LGBTリソースセンターの様子、履修した科目についてなどざっくばらんにお話を伺います。
 この夏留学から帰って来た人も、今後行こうと考えている人も、現在ICUに留学に来ている人も、ジェンダー・セクシュアリティに関する留学の課題や経験を、みんなと話してみませんか?

日時:2013年9月11日(水) 12:50-
場所:国際基督教大学 ジェンダー研究センター(ERB-1 301)
共催:ジェンダー研究センター、pGSS(ジェンダー・セクシュアリティ研究メジャー)
参加費無料、予約不要、ランチ持ち込みOK

月別 アーカイブ