ICU学部 : 番園寛也
去る6月1日横浜市のフェリス女学院大学の創立記念講演として行われたアイリーン・カーン氏の講演に行ってきました。カーン氏はアムネスティインターナショナルの事務総長であり、世界で最大の規模を持つ同団体の代表に、初の女性、初のアジア系、そして初のイスラム教徒として就任されました。また事務総長就任以前は国連難民高等弁務官事務所に勤務し、2001年8月に事務総長の任に就き、その直後あの9.11同時多発テロに直面されました。彼女は9.11以降の困難な状況下で、様々な人権問題と向き合い、多くの分野においてアムネスティの役割を拡げ、発展へと導いてきました。この講演会ではアムネスティインターナショナルが推進する”Stop Violence Against Women”キャンペーンに関連し、彼女の経験とそれに基づくメッセージが語られました。