01. CGSから: 2014年3月アーカイブ

2014年3月7日:最終講義タイトルが決定致しました。
2014年2月13日:退職記念パーティ会費を変更致しました。

田中かず子先生 最終講義および退職記念パーティの御案内

拝啓

時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科社会学メジャー/ジェンダー・セクシュアリティ研究メジャー教授であり、ジェンダー研究センター センター長の田中かず子先生が、2014年3月末日をもちまして国際基督教大学を退職されることになりました。
かず子先生のこれまでのご功績を記念し、また、温かいご指導ご鞭撻に感謝申し上げるとともに、先生のご健康と今後ますますのご活躍を願い、下記のように、最終講義と退職記念パーティーを催すことといたしました。
万障お繰り合わせの上、ご出席くださいますよう、ご案内申し上げます。

敬具

最終講義
日時:2014年3月9日(日)15:00-17:00
会場:国際基督教大学 東ヶ崎潔記念ダイアログハウス 2F 国際会議室

タイトル:私がもらった宿題

退職記念パーティー
日時:2014年3月9日(日)17:30-19:30(17:15受付開始)
会場:国際基督教大学 大学食堂 Aエリア
会費:500円~3,000円 (任意の金額をお支払いください)

 *お支払いにつきましては、当日会場受付にて申し受けます。
 *会費金額につきましては、より多くの方々にご参加いただけるよう、上記の範囲内で、任意の金額をお支払いいただく方式を試みとして採用いたしました。現状でのベターな方法としてご理解いただければ幸いに存じます。

※退職記念パーティーにつきましては、当日参加も可能ではございますが、準備の都合上、 2014年3月1日までに、ご芳名・メールアドレスをお書き添えの上、下記メールアドレスまで、ご出欠をお知らせください。

問い合せおよびパーティご参加お申込み先:
田中かず子先生 退職記念パーティー実行委員会
高松香奈(国際基督教大学 准教授)
加藤悠二(国際基督教大学 ジェンダー研究センター 事務局長)
E-mail: kazukotaikan@gmail.com

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ジェンダー研究センター YoRAP2014 公開研究報告会
かく乱するイメージ、その光と影
―フェミニズム、クィア理論、視覚芸術批評の「視線」から

日時
2014年3月8日(土)13:30~16:30
開場13:00、途中休憩あり

場所:
国際基督教大学 東ヶ崎潔記念ダイアログハウス2F 国際会議室
※JR中央線「武蔵境」駅南口より、小田急バス「(境93)国際基督教大学」行き終点下車
(上記バス路線は全てノンステップバスにて運行されています。)
※ユニバーサルトイレ(おむつ交換台有)は同建物1F・正面入口から入り左手奥にあります。

言語:
日本語(同時通訳なし)

参加費:
無料(予約不要)


報告者:
大野 玲 (立正大学講師、日本美術史)
「《桜狩遊楽図屏風》~かぶき女が出会うとき~:描かれた<性>と<視線>」

井芹 真紀子 (サセックス大学大学院博士後期課程/東京大学大学院博士後期課程、フェミニズム・クィア理論)
「〈カワイイ〉をクィアする:きゃりーぱみゅぱみゅとフレキシブルな身体」

コメンテーター:
北原 恵 (大阪大学大学院 文学研究科)

総合司会:
清水 晶子 (東京大学大学院 総合文化研究科)

コーディネーター:
佐々木 裕子 (国際基督教大学ジェンダー研究センター 助手、東京大学大学院 総合文化研究科 修士課程)


 異性装、クロスドレッシング、ドラァグなど、性の境界の横断を行い、それを強調し、あるいは嘲笑するイメージは、規範的な性の制度への抵抗として、 かく乱を巻き起こすものとして、重要な戦略であり続けてきました。
 しかしながらいまや同時に、「その抵抗の戦略が同時にどのような排除や搾取の枠組と(再び)共謀してしまうか」という問いを発し、考察を深めていくことは、急務であると言えます。
 慣習的な性の規範から逸脱し、それゆえに黙殺されてきたイメージを再-発見し「光」を当てること―
 同時に、非規範性の称揚の「影」で引き起こされる危機に対して、批判的な視線を投げかけること―
 本報告会では、人文系の視覚芸術研究と、ジェンダー・セクシュアリティ研究、そして、フェミニズム、クィア理論の見地から、この問題について報告・検討を行います。
 ご興味、ご関心のある皆様、どうぞご来場をお待ちしております。

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