【CGS Newsletter012掲載記事】【ペーパー版と同一の文章を掲載】
発達障害者支援法の成立など、ここ数年で発達障害の社会的な認知は高まりを見せている。しかし、こだわりが強い、コミュニケーションができないといった外部からのステレオタイプとともに語られることも多い。そうした語りに対し、当事者の立場から実際は何が起こっているのかを克明に描写し、当事者研究という手法で発達障害の語り直しをした『発達障害当事者研究』の著者の一人である綾屋紗月さん。
また綾屋さんはDVサバイバーでもあり、今年の8月に出版された『前略、離婚を決めました』の中ではその経験と離婚にいたるまでの道筋が語られている。
発達障害とDVという2つの経験の中で綾屋さんが感じたものとは何だったのだろうか?(編集部)