08. リソースの最近のブログ記事


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 ジェンダー研究センター「すみれネットワーク」の活動の一環として制作したリーフレット「デートDVってホントに他人事?」「デートDVって意外と? 身近」のデータを公開します。学生の手記・ファクトデータ・相談先リソースをまとめました。
 このデータは、クリエイティブ・コモンズの 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスで提供されています。
 特に、裏面のリソース集を、それぞれの地域や大学に応じたものに再編集して発行して頂くことを念頭に制作しています。再編集に際する許諾は必要ありませんが、利用状況把握のため、 cgs☆icu.ac.jp (☆を半角@に変えてください)まで、メールにてご一報をいただけるとありがたいです。裏面の状況については、2017年3月1日現在のものであるため、再発行の際はご自身でのご確認をお願いします。
参考URL:https://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/deed.ja

 リーフレットは広げるとA3サイズで、両面印刷の4つ折り観音開きで制作しています。


表面Aタイプ:学生による手記とファクトデータを並べたタイプ
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表面Bタイプ:ファクトデータを全面に出し、学生による手記を2ページ目にまとめたタイプ
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裏面:相談先のリソース集。左ページはICU学外、右ページに学内の情報を配置
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データは以下URLよりダウンロードが可能です。
http://web.icu.ac.jp/cgs/archive/SumireNetwork.zip(ZIPファイル、14.8MB)



むらさき色は、女性に対する暴力をなくすための国際的なキャンペーンカラー。
すみれネットワークでは、ジェンダー・セクシュアリティを問わず、お互いに暴力のない関係を築くきっかけを、みんなで一緒に考えていきます。

参考記事(CGS Newsletter019掲載)
「デートDVってホントに他人事?」: すみれプロジェクト
健康的な恋愛って?

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「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.2: やれることリスト108 at University (ver.1)」全文(PDF, A4, 23ページ, 0.6MB)

「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.2: やれることリスト108 at University (ver.1)」ッチェックリスト(PDF, A4, 10ページ, 0.2MB)

同シリーズvol.1として「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.1:できることガイド in ICU」(全文PDF(2.1MB) )、副読本として、ICUにおけるジェンダー・セクシュアリティ対応 ―トランスジェンダー学生対応の10年間とこれからも併せてご覧ください(全文PDF(1.2MB)


■序文:「やれるはずのこと」を「できること」に
「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.2:やれることリスト108 at University」(以下「やれることリスト」)は、大学を構成するあらゆる人々の手でフェアな学びの環境をつくりあげていくための、エンパワメント・ツールキットです。編著を加藤悠二(CGS職員)が担当し、発行はCGS(Center for Gender Studies: ジェンダー研究センター)がおこなっています。
 同シリーズVol.1「できることガイド in ICU」は、ICU(International Christian University: 国際基督教大学)の在学生が、よりよい学びの環境を得るためのサポートを目的として、現在ICUの環境で可能とされている学修サポート情報を、ジェンダー・セクシュアリティの観点からまとめたものです。
 本シリーズの前身は、「LGBT学生生活ガイド in ICU:トランスジェンダー/GID編」と題し、2012年に出版、以降、2015年10月までの間に第8版までの改定を繰り返してきたリソース集です。*1 ICUにローカライズされた情報で、かつ、対応が極めて限定的で改善すべき点が多いものであるにも関わらず、特に学外から、ICUの対応や「LGBT学生生活ガイド」の内容が、「LGBT学生対応・支援の先進例」であり、「LGBT学生対応・支援の在り方の指標」であるかのように捉えられてしまっている・誤解されてしまっていることも少なからずありました。また、
・「LGBT」ばかりが注目され、ジェンダー・セクシュアリティの課題として連動して存在するはずのフェミニズムの視点が感じられない
・「LGBT」内部の多様性や、L・G・B・T以外の多様なジェンダー・セクシュアリティのあり方に関する認知が低い
・学生ばかりが注目され、「LGBT教職員」の存在が不可視化されている。*2 その不可視化には、「教職員は支援者=Allyであり、AllyのなかにはLGBT当事者は含まれ得ない」という思い込みが作用していることさえある*3
・大学やキャンパスごとに異なる校風・環境や、個々人ごとに異なる要望があるはずにも関わらず、「LGBT学生の課題解決には、共通・唯一の方法がある」という強い期待(誤った期待)を持たれていることも少なくない
 などの問題に直面することも、幾度となくありました。
 そのため、より網羅的に、特に教職員が、主体性・当事者性を獲得しながら、ジェンダー・セクシュアリティの視座からキャンパス環境改善を考えていくために、新規シリーズの立ち上げ・本ツールキットを制作することとしました。

「やれることリスト」は、あくまでも、大学の就学・就業環境の改善を手助けするための「ツール」です。参考にした資料の多くは、「キャンパス/職場環境の分析・評価指標」であり、獲得スコアに応じた格付を行うことを指向するものですが、「やれることリスト」は格付を目的としていません。*4 また、「全項目を達成すれば、なんの問題もないキャンパスができあがる」といったことを保障するものでもありません。
 ここで私たちが提供・提案したいのは、教職員や学生、卒業生、地域の人々など、大学に関わる全ての人々が共に考え、行動するためのアイディアの一例です。特に、当事者の声を聴きながら、お仕着せでないキャンパス改善を目指していくことを、強く志向しています。ここでは「法改正を待つことなく、大学が独自の判断で問題なく実行に移せること」のみをリスト化しています。*5 あくまでも「やれるはずのこと」のリストであり、「できないこと」はひとつもありません。そして、「やればやっただけ、キャンパス環境が改善されていくこと」のリストとなっています。
「やれるはずのこと」を「できること」へ。もちろん、各大学の校風や地域の特性などによっては実現が困難なものもあるかと思いますが、少しでもよい環境を作っていく手助けとして、このリストが活用されていくことを期待しています。

*1 LGBTは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル2(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字からなる、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)を総称する語として近年広く使われています。Q(Questioning:性のあり方をひとつに固定しない/Queer:規範的な性のあり方に異議を申し立てるあり方)、A(Asexual:性的な欲望をもたない/Ally:支援者・連帯を示す者)なども並べて表記される場合もあります。もちろん、セクシュアル・マイノリティはL・G・B・Tの4カテゴリーのみに限定はされませんし、ジェンダー・セクシュアリティに基づく困難は、マイノリティだけに限られるものではありません。本ガイドでは基本的には「LGBT」という語を採用しない立場をとりますが、文脈の必要性に応じて「LGBT」、Queerを追加した「LGBTQ」、および、Allyを追加した「LGBTQA」を限定的に用います。紙幅の関係上、「個々に使い分けの理由を説明できない場合があること」「各カテゴリーの詳細な説明を本誌では担わないこと」を併せてご了承ください。

*2 CGSには「LGBT学生対応・支援」に関する問い合わせは数多く頂いています。オープンリーゲイの職員も常駐していますが、2016年8月までに「LGBT教職員」についてのお問い合わせは、全くありません。

*3 「ゲイとしての当事者性はあるが、同じ同性愛者だからといってレズビアンと同じ立場である、とは言い切れない。女性やトランスジェンダーの課題に対してはAllyの立場である」「レズビアンだからといって、全レズビアンの代表者はない、という面で、Allyの立場でもある」といった立場もあり得ます。

*4 例えば、「項目達成数に応じて、"LGBTフレンドリー・ゴールド認定大学"などと認定・表彰する」「"LGBTフレンドリー大学ランキング"を制作・発表する」「このリストに基づき、グッド・プラクティスを収集する」などは、このリストの制作目的ではありません。

*5 「法改正が必要だが、今後のアイディアとして重要と考えられること」は、註釈やコラムにて紹介しています。


■ 内容
序文:「やれるはずのこと」を「できること」に

「やれることリスト」について
 [コラム]当事者参画の必要性とアウティング防止

「やれることリスト」の使い方
 [Step 0] 仲間を集め、話せる場をつくる
 [Step 1] リストをチェックする会議を開催する ―できていること、できていないことを分類しよう
 [Step 2] 「できていること」情報を集約し、広報する
 [Step 2.1] 「できることガイド in ○○大学」をつくろう
 [Step 2.2] ガイドを広報・配布しよう
 [Step 2.3] 経緯・歴史を集約しよう
 [Step 3] 「やれるはずのこと・できていないこと」を「できること」に変えていく
 [Step 3.1] 「できていないこと」を分析し、行動をはじめる
 [Step 3.2] 「できるが、利用したくてもできない」を、「だれでも利用できる」に変えていく
 [コラム]さまざまな人が関わりチェックをする必要性
 [コラム・学生のアクションツールとしての活用]自分たちの手で要望書をつくってみよう

やれることリスト108 at University
 1. ポリシーメイキング(小項目含めて全21項目)
 2. 組織としてのコミットメント(小項目含めて全20項目)
 3. 設備面(小項目含めて全11項目)
  [コラム]トイレのマークについて
 4. アカデミックライフ(全12項目)
  [コラム]教職課程について
 5. 学生生活(小項目含めて全11項目)
 6. 寮や居住(小項目含めて全12項目)
  [コラム]「LGBT寮」のコンセプトをどう考えるか
 7. 保安(小項目含めて全11項目)
 8. カウンセリング、健康(小項目含めて全10項目)
  [コラム]ジェンダー移行のサポートについて

お問い合わせ・奥付


「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.2: やれることリスト108 at University (ver.1)」全文(PDF, A4, 23ページ, 0.6MB)

「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.2: やれることリスト108 at University (ver.1)」ッチェックリスト(PDF, A4, 10ページ, 0.2MB)

「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.1: できることガイド in ICU(ver.1)」全文(PDF, A4, 20ページ, 2.1MB)

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「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.1: できることガイド in ICU(ver.1)」全文(PDF, A4, 20ページ, 2.1MB)

副読本として、ICUにおけるジェンダー・セクシュアリティ対応 ―トランスジェンダー学生対応の10年間とこれからも併せてご覧ください(全文PDF(1.2MB)

■ このガイドについて
「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.1:できることガイド in ICU」は、ICU(International Christian University: 国際基督教大学)の在学生が、よりよい学びの環境を得るためのサポートを目的として作られました。編集・発行はCGS(Center for Gender Studies: ジェンダー研究センター)がおこなっています。2012年から発行をはじめた「LGBT学生生活ガイド in ICU:トランスジェンダー・GID編」を改題、位置づけを見直し再編集したものです。*1「ガイド出版の本来の意図である、"ジェンダー・セクシュアリティの観点からのキャンパスライフの検証"を主眼としたタイトルに変更すること」「"ICUはLGBT学生を支援している"という、本意ではない評価から脱すること」を目的とし、ガイドの位置づけの変更・改題を決めました。「できることガイド」というタイトルは、ICU学部生の提案によるものです。

 このガイドでは、これまでにICU内で実際に対応されてきた事例をもとに、制度面でのサポート情報を集約しました。トランスジェンダーや性同一性障害*2など、性別に違和をもつ学生への対応事例や、学生も使うことのできる授乳室の利用登録方法など、ジェンダー・セクシュアリティの観点から、大学生活に役立つ情報を紹介しています。
 ここに掲載されている情報は現状のICUが可能としてきた対応であり、一人ひとりの希望に沿ったものでは必ずしもないかもしれません。CGSでは学生の皆さんが過ごしやすい環境を作れるよう、働きかけを続けていき、ガイドの更新もおこなっていきます。学生のみなさんの声とともに、ICUでできること、を、これからも増やしていきたく思っています。

*1 LGBT、LGBT学生生活ガイド
LGBTは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字からなる、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)を総称する語として近年使われています。Q(Questioning, Queer)、A(Asexual, Ally)なども並べて表記される場合もあります。もちろん、セクシュアル・マイノリティはL・G・B・Tの4カテゴリーのみに限定されるものではありませんし、ジェンダー・セクシュアリティに基づく困難は、マイノリティだけに限られるものではありません。
「LGBT学生生活ガイド:TG・GID編」というタイトルは、上述の限界点を踏まえつつも、「主題となる"トランスジェンダー"を明確に表現できる語を入れること」と「トランスジェンダー以外にもジェンダー・セクシュアリティを主題にした第二弾が予定されていることが予期できるタイトルにすること」を目的に決められたものです。

*2 性同一性障害
Gender Identity Disorderの頭文字をとり「GID」と表記する場合もある、医学的な診断名です。近年、Gender Dysphoria、日本語では「性別違和」と訳される概念へ移行していくことが提唱されています。

※2016.4.8. 改訂箇所のご案内
・タイトルを改題し、全面リニューアルしました
・「就職相談」「学生参加型プロジェクト:R-Weeks Project、すみれプロジェクト」「ICU授乳室」を追加しました
・コラムを4本追加しました
・学内部署の統廃合に伴い、一部表記を改めました

■ 内容
学籍簿の氏名・性別記載変更
【コラム:卒業生からのメッセージ】社会が変わるという選択肢 飯田亮瑠(ID 04、教養学部社会化学科)
大学の発行する証書の性別記載
【コラム from CGS】卒業式のガウンについて
体育実技の履修、更衣室
学生定期健康診断の個別受診
留学
【コラム:卒業生からのメッセージ】交換留学での体験談 平森大規(ID13、社会学メジャー・数学マイナー)
就職相談
【コラム from CGS】LGBTに関する職場環境アンケート
学内行事:リトリートの宿泊
【コラム from CGS】寮について
学内行事:ふわカフェ
学生参加型プロジェクト:R-Weeks Project、すみれプロジェクト
ICU授乳室
だれでもトイレ(多目的トイレ)
ジェンダー・セクシュアリティ特別相談窓口
ガイドに関するお問い合わせ先

「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.1: できることガイド in ICU(ver.1)」全文(PDF, A4, 20ページ, 2.1MB)

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ジェンダー・セクシュアリティ特別相談窓口リーフレット(A4, 0.6MB)

 この度、ICUでは人権相談員の特別アドヴァイザーとして、ジェンダー・セクシュアリティに専門性を持つ臨床心理士の方に、人権相談員やカウンセリングセンターへの助言お願いすることになりました。また、ICUの全ての構成員を対象に、直接相談に乗って頂く時間も設定いたします。
 特別アドヴァイザーには、ジェンダー・セクシュアリティ、性にまつわることで困ったこと、相談したいことについて、アドバイスを受けることや、必要な学内外の支援先(医師・カウンセラーや専門機関など)の情報提供をしてもらうことができますし、友だちや他の教職員には話しづらい話をただ聴いてもらうだけ、ということもできます。また、必要に応じて人権相談員やカウンセリングセンターに取り次いでもらうこともできます。相談は無料です。気になることがあったら、お気軽にご利用ください。


相談実施予定日程:
毎週火曜日 11:00〜16:30(予約優先)
※2016年度も毎週開室します!

場所:
第一教育研究棟(ERB-I) 318号室

利用対象者:
ICU構成員(学生(学部生、大学院生、研究生、OYR)、教職員(勤務形態を問いません))
性別や性自認(セクシュアル・アイデンティティ)、性的指向(セクシュアル・オリエンテーション)等、ジェンダー・セクシュアリティの在り方を問わず、どなたでもご利用頂けます。

予約:
メール gscounseling☆icu.ac.jp ☆を@に変えてください(担当:特別相談員・高田良実、ジェンダー研究センター・加藤悠二)

・お名前、連絡先、希望する日にちと時間帯を書いてください。予約が既に入っている場合もありますので、できれば候補をいくつか挙げてください。
・1人1回につき、50分までお話することができます。
・予約を取っていなくても、当日空きがあれば、相談できる場合もあります。
・このメールアドレスでの相談はできません。
・このメールアドレス以外からの返信となる場合があります。

対応言語:
日本語、英語

お話できることの例:
ジェンダー・セクシュアリティを理由にした差別的な扱いや、ハラスメントに関すること
カミングアウトに関すること
性の健康に関すること
妊娠・出産・子育て等に関すること
女らしさや男らしさに関すること
その他、どんなことでも。

利用者のプライバシーを保護するために、守秘義務を遂行します。問題解決のために、他の部署や教職員に報告・相談することが必要となる場合は、事前に利用者の了解を得ます。また、相談したことで利用者の不利益となることが生じないよう、十分に配慮をします。


特別アドヴァイザープロフィール:高田良実(たかだ・よしみ)
ICU卒業生(CLA'85)。ニューヨーク大学教育学研究科健康教育学科ヒューマンセクシュアリティ専攻(修士)。性的マイノリティの方々やその周囲の方々への心理援助の実績を持つ。臨床心理士。ICU教会員。

メッセージ
あなたの「今困っていること」でも、「長年わだかまりを感じていること」でも、また、「ちょっと聞いてみたいこと」でも、どんなお話しでもお聞きいたしますので、どうぞ遠慮なくご連絡ください。


ジェンダー・セクシュアリティ特別相談窓口の運営は、ジェンダー研究センターがサポートしています。相談に行くかどうかを迷っているときは、ジェンダー研究センターもご利用ください。


 2016年春季卒業式より、学部卒業生が着用するガウンが、男女共通で襟なしのものとなることが決まりました(従来は、女性は襟つき・男性は襟なし、修士・博士はジェンダー問わず襟なしでフード着用、となっていました)。
 どなたもスムーズにキャップとガウン、フードを借りることができます。
 今季貸し出し日程は2016年3月16日(水)、17日(木)の2日間です。貸し出しについては学内portalサイト等をご参照ください。


文責:CGS事務局 加藤悠二

 一部報道で「ICU LGBT配慮の学生寮 性別不問のフロア初設置」というニュースが報じられました。2015年はジェンダー・セクシュアリティにまつわる言葉のなかでも、とりわけ「LGBT」という言葉を見聞きする機会が多く、そうした流れのなかで、本学の取り組みも大きく報道して頂けることになった、いわば時流としての側面は大きいものと思われます。

 しかしながら、ICUの新学生寮の運営方針に関する今回の決定は「これまでの学生が積み重ねてこられたカミングアウトや、学生同士のサポートの蓄積の上に成り立ったものでもある」ということは、重ねて強調しておきたい点です。
 ICU LGBITサークルSumposionは、2007年に学生生活全般に関する要望書を、2009年には新寮(現 欅寮・銀杏寮・樫寮の三寮)建設に建関する質問書を提出しています。書面提出に際しては、学務副学長や学生部長と直接面談する機会も設けられたとのことです。大学行政に対しての学生からのカミングアウトを伴う交渉の結果、2010年に開寮された三寮では、個別のシャワーブースが導入されることになりました。
 また、CGSでは2013年、「入寮中は周囲との関係もありカミングアウトできなかったが、退寮した今ならできるし、カミングアウトをしたうえで大学側と話をしたい」という学生をサポートし、学生グループ・ハウジングオフィスとの面談機会を設けました。その面談の結果、グローバルハウスのチューターおよび各新寮のCA(Community Assistant:新寮におけるチューター的立場の学生)の連絡会で、CGSスタッフがファシリテーションを行う勉強会が実施できるようになりました。その勉強会では、チューターやCAをつとめる学生が、常に・既に、ジェンダー・セクシュアリティの面でも多様なサポートを行ってきていることをご共有頂いています。

「性別不問のフロア」は、「上述の経緯が議論に寄与した点」「"自身の性自認や性的指向"と"大学寮側のオファー"のミスマッチから入居できなかった学生の入寮可能性が増える点」において、LGBTへの配慮が含まれるものであることは確かです。しかしこのフロアはもちろん、非LGBTの学生に対しても、「女性・男性に二分された寮の運営体制に居心地の悪さを感じるから」「性別不問での共同生活にチャレンジしたいから」「なんとなく」など、理由を問わず、門戸が開かれるべきものです。
 また、「"教育寮としての大学寮"において、"互いの多様性を認め、尊重し合える寮/寮生活"の在り方を、いま一度考え直す契機とする」という面においては、このフロアは、LGBT・非LGBTを問わず、全てのICU構成員に再考を促すものでもあると考えられます。

 この件にご関心をお持ちの方は、下記URLもご参照ください。

◎CGS Online
【CGS Newsletter009掲載記事】「多様性」は意識から:シンポシオン要望書提出
http://web.icu.ac.jp/cgs/2008/04/post_6.html

【2015.10.21.改訂】LGBT学生生活ガイド in ICU:トランスジェンダー/ GID編
http://web.icu.ac.jp/cgs/2015/10/1510lgbtguide_tstg.html

トランスジェンダー学生対応の10年間とこれから【全文PDF】
http://web.icu.ac.jp/cgs/2014/09/nl017_06.html

Sumposion
『「クィア」という経験 vol.2』全文公開!!(2007/11/06(火))
http://lgbit.blog6.fc2.com/blog-entry-88.html

続・新寮建設 (2009/06/12(金))
http://lgbit.blog6.fc2.com/blog-entry-94.html

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「LGBT学生生活ガイド in ICU(第8版)」PDF版ダウンロード(1.5MB)

副読本として、ICUにおけるジェンダー・セクシュアリティ対応 ―トランスジェンダー学生対応の10年間とこれからも併せてご覧ください(全文PDF(1.2MB)

■ このガイドについて
「LGBT学生生活ガイド in ICU」は、ICU(International Christian University: 国際基督教大学)に在学するLGBT *1学生が、よりよい学びの環境を得るためのサポートを目的として作られました。編集・発行はCGS(Center for Gender Studies: ジェンダー研究センター)がおこなっています。
このガイドでは、これまでにICU内で実際に対応されてきた事例をもとに、制度面でのサポート情報を集約しました。トランスジェンダーやGID*2など、性別に違和をもつ学生への対応事例や、大学生活に役立つ情報を紹介しています。
ここに掲載されている情報は現状のICUで可能な対応であり、一人ひとりの希望に沿ったものでは必ずしもないかもしれません。CGSでは学生の皆さんが過ごしやすい環境を作れるよう、働きかけを続けていき、ガイドの更新もおこなっていきます。また、今後もさまざまなジェンダー・セクシュアリティのニーズに応えたガイドを拡充していきます。

*1 LGBT
レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をとった語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)を総称する語として近年使われています。
このガイドのシリーズ名に「LGBT」を冠することにした理由は、大きくふたつに分かれます。ひとつは、主題となる「トランスジェンダー」を明確に表現できる語を入れたかったため。もうひとつは、今後、トランスジェンダー/GID以外のジェンダー・セクシュアリティを主題にした第二弾が予定されていることが予期できるタイトルにしたかったためです。
セクシュアル・マイノリティはL・G・B・Tの4カテゴリーのみに限定されるものではありませんし、ジェンダー・セクシュアリティに基づく困難は、マイノリティだけに限られるものではありません。今後、さまざまなガイドをリリースするなかで、シリーズ名を変更していくことも視野に入れています。

*2 GID
Gender Identity Disorderの頭文字をとった診断名で、日本語では「性同一性障害」という訳があてられています。近年、Gender Dysphoria、日本語では「性別違和」と訳される概念へ移行していくことが提唱されています。


「LGBT学生生活ガイド in ICU」の更新は終了し、「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.1: できることガイド in ICU」へリニューアルされました。 最新版(2016年4月8日更新)はこちら

「LGBT学生生活ガイド in ICU(第7版)」PDF版ダウンロード(2.7MB)

■ このガイドについて
「LGBT学生生活ガイド in ICU」は、ICU(International Christian University: 国際基督教大学)に在学するLGBT *1学生が、よりよい学びの環境を得るためのサポートを目的として作られました。編集・発行はCGS(Center for Gender Studies: ジェンダー研究センター)がおこなっています。
このガイドでは、これまでにICU内で実際に対応されてきた事例をもとに、制度面でのサポート情報を集約しました。トランスジェンダーやGID*2など、性別に違和をもつ学生への対応事例や、大学生活に役立つ情報を紹介しています。
ここに掲載されている情報は現状のICUで可能な対応であり、一人ひとりの希望に沿ったものでは必ずしもないかもしれません。CGSでは学生の皆さんが過ごしやすい環境を作れるよう、働きかけを続けていき、ガイドの更新もおこなっていきます。また、今後もさまざまなジェンダー・セクシュアリティのニーズに応えたガイドを拡充していきます。

*1 LGBT
レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をとった語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)を総称する語として近年使われています。
このガイドのシリーズ名に「LGBT」を冠することにした理由は、大きくふたつに分かれます。ひとつは、主題となる「トランスジェンダー」を明確に表現できる語を入れたかったため。もうひとつは、今後、トランスジェンダー/GID以外のジェンダー・セクシュアリティを主題にした第二弾が予定されていることが予期できるタイトルにしたかったためです。
セクシュアル・マイノリティはL・G・B・Tの4カテゴリーのみに限定されるものではありませんし、ジェンダー・セクシュアリティに基づく困難は、マイノリティだけに限られるものではありません。今後、さまざまなガイドをリリースするなかで、シリーズ名を変更していくことも視野に入れています。

*2 GID
Gender Identity Disorderの頭文字をとった診断名で、日本語では「性同一性障害」という訳があてられています。近年、Gender Dysphoria、日本語では「性別違和」と訳される概念へ移行していくことが提唱されています。


「LGBT学生生活ガイド in ICU」の更新は終了し、「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.1: できることガイド in ICU」へリニューアルされました。 最新版(2016年4月8日更新)はこちら
AY2015_posterS.png  この度、ICUでは人権相談員の特別アドヴァイザーとして、ジェンダー・セクシュアリティに専門性を持つ臨床心理士の方に、人権相談員やカウンセリングセンターへの助言お願いすることになりました。また、ICUの全ての構成員を対象に、直接相談に乗って頂く時間も設定いたします。  特別アドヴァイザーには、ジェンダー・セクシュアリティ、性にまつわることで困ったこと、相談したいことについて、アドバイスを受けることや、必要な学内外の支援先(医師・カウンセラーや専門機関など)の情報提供をしてもらうことができますし、友だちや他の教職員には話しづらい話をただ聴いてもらうだけ、ということもできます。また、必要に応じて人権相談員やカウンセリングセンターに取り次いでもらうこともできます。相談は無料です。気になることがあったら、お気軽にご利用ください。

相談実施予定日程:
毎週火曜日 11:00〜16:30(予約優先)
※2015年度も毎週開室します!

場所:
第一教育研究棟(ERB-I) 318号室

利用対象者:
ICU構成員(学生(学部生、大学院生、研究生、OYR)、教職員(勤務形態を問いません))
性別や性自認(セクシュアル・アイデンティティ)、性的指向(セクシュアル・オリエンテーション)等、ジェンダー・セクシュアリティの在り方を問わず、どなたでもご利用頂けます。

予約:
メール gscounseling☆icu.ac.jp ☆を@に変えてください(担当:特別相談員・高田良実、ジェンダー研究センター・加藤悠二)

・お名前、連絡先、希望する日にちと時間帯を書いてください。予約が既に入っている場合もありますので、できれば候補をいくつか挙げてください。
・1人1回につき、50分までお話することができます。
・予約を取っていなくても、当日空きがあれば、相談できる場合もあります。
・このメールアドレスでの相談はできません。
・このメールアドレス以外からの返信となる場合があります。

対応言語:
日本語、英語

お話できることの例:
ジェンダー・セクシュアリティを理由にした差別的な扱いや、ハラスメントに関すること
カミングアウトに関すること
性の健康に関すること
妊娠・出産・子育て等に関すること
女らしさや男らしさに関すること
その他、どんなことでも。

利用者のプライバシーを保護するために、守秘義務を遂行します。問題解決のために、他の部署や教職員に報告・相談することが必要となる場合は、事前に利用者の了解を得ます。また、相談したことで利用者の不利益となることが生じないよう、十分に配慮をします。


特別アドヴァイザープロフィール:高田良実(たかだ・よしみ)
ICU卒業生(CLA'85)。ニューヨーク大学教育学研究科健康教育学科ヒューマンセクシュアリティ専攻(修士)。性的マイノリティの方々やその周囲の方々への心理援助の実績を持つ。臨床心理士。ICU教会員。

メッセージ
あなたの「今困っていること」でも、「長年わだかまりを感じていること」でも、また、「ちょっと聞いてみたいこと」でも、どんなお話しでもお聞きいたしますので、どうぞ遠慮なくご連絡ください。


ジェンダー・セクシュアリティ特別相談窓口の運営は、ジェンダー研究センターがサポートしています。相談に行くかどうかを迷っているときは、ジェンダー研究センターもご利用ください。

■ このガイドについて
「LGBT学生生活ガイド in ICU」は、ICU(International Christian University: 国際基督教大学)に在学するLGBT *1学生が、よりよい学びの環境を得るためのサポートを目的として作られました。編集・発行はCGS(Center for Gender Studies: ジェンダー研究センター)がおこなっています。
このガイドでは、これまでにICU内で実際に対応されてきた事例をもとに、制度面でのサポート情報を集約しました。トランスジェンダーやGID*2など、性別に違和をもつ学生への対応事例や、大学生活に役立つ情報を紹介しています。
ここに掲載されている情報は現状のICUで可能な対応であり、一人ひとりの希望に沿ったものでは必ずしもないかもしれません。CGSでは学生の皆さんが過ごしやすい環境を作れるよう、働きかけを続けていき、ガイドの更新もおこなっていきます。また、今後もさまざまなジェンダー・セクシュアリティのニーズに応えたガイドを拡充していきます。

*1 LGBT
レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をとった語で、セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)を総称する語として近年使われています。
このガイドのシリーズ名に「LGBT」を冠することにした理由は、大きくふたつに分かれます。ひとつは、主題となる「トランスジェンダー」を明確に表現できる語を入れたかったため。もうひとつは、今後、トランスジェンダー/GID以外のジェンダー・セクシュアリティを主題にした第二弾が予定されていることが予期できるタイトルにしたかったためです。
セクシュアル・マイノリティはL・G・B・Tの4カテゴリーのみに限定されるものではありませんし、ジェンダー・セクシュアリティに基づく困難は、マイノリティだけに限られるものではありません。今後、さまざまなガイドをリリースするなかで、シリーズ名を変更していくことも視野に入れています。

*2 GID
Gender Identity Disorderの頭文字をとった診断名で、日本語では「性同一性障害」という訳があてられています。近年、Gender Dysphoria、日本語では「性別違和」と訳される概念へ移行していくことが提唱されています。


「LGBT学生生活ガイド in ICU」の更新は終了し、「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.1: できることガイド in ICU」へリニューアルされました。 最新版(2016年4月8日更新)はこちら


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構成:CGS事務局長 加藤悠二
【CGS Newsletter017掲載記事/特集「ICUにおけるジェンダー・セクシュアリティ対応」】

ICUは、2003年度から性別違和のある学生の学籍簿上の氏名・性別表記が変更可能になっています。最初のケースから10年以上が経ついま、布柴達男先生(学生部長)、相原みずほさん・土屋あい子先生(人権相談員)、田中かず子先生(元教員、最初のケースの対応経験者)、上田真央(CGS助手、「LGBT学生ガイドinICU:TG/GID編」編集担当)、加藤悠二で座談会を開催しました。

座談会全文PDF(1.2MB)

LGBT学生生活ガイド in ICU(2015.10.21.改訂 第8版)

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 この度、ICUでは人権相談員の特別アドヴァイザーとして、ジェンダー・セクシュアリティに専門性を持つ臨床心理士の方に、人権相談員やカウンセリングセンターへの助言お願いすることになりました。また、ICUの全ての構成員を対象に、直接相談に乗って頂く時間も設定いたします。
 特別アドヴァイザーには、ジェンダー・セクシュアリティ、性にまつわることで困ったこと、相談したいことについて、アドバイスを受けることや、必要な学内外の支援先(医師・カウンセラーや専門機関など)の情報提供をしてもらうことができますし、友だちや他の教職員には話しづらい話をただ聴いてもらうだけ、ということもできます。また、必要に応じて人権相談員やカウンセリングセンターに取り次いでもらうこともできます。相談は無料です。気になることがあったら、お気軽にご利用ください。

リンク:2015年度版案内

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 この度、ICUでは人権相談員の特別アドヴァイザーとして、ジェンダー・セクシュアリティに専門性を持つ臨床心理士の方に、人権相談員やカウンセリングセンターへの助言お願いすることになりました。また、ICUの全ての構成員を対象に、直接相談に乗って頂く時間も設定いたします。
 特別アドヴァイザーには、ジェンダー・セクシュアリティ、性にまつわることで困ったこと、相談したいことについて、アドバイスを受けることや、必要な学内外の支援先(医師・カウンセラーや専門機関など)の情報提供をしてもらうことができますし、友だちや他の教職員には話しづらい話をただ聴いてもらうだけ、ということもできます。また、必要に応じて人権相談員やカウンセリングセンターに取り次いでもらうこともできます。相談は無料です。気になることがあったら、お気軽にご利用ください。


相談実施予定日程:
2013年
12月17日(火) 11:00〜16:30
2014年
1月7日(火) 11:00〜15:00
1月21日(火) 11:00〜16:30
2月4日(火) 11:00〜15:00
2月18日(火) 11:00〜16:30
3月4日(火) 11:00〜15:00
3月18日(火) 11:00〜16:30

場所:
第一教育研究棟(ERB-I) 318号室

利用対象者:
ICU構成員(学生(学部生、大学院生、研究生、OYR)、教職員(勤務形態を問いません))
性別や性自認(セクシュアル・アイデンティティ)、性的指向(セクシュアル・オリエンテーション)等、ジェンダー・セクシュアリティの在り方を問わず、どなたでもご利用頂けます。

予約:
メール gscounseling☆icu.ac.jp ☆を@に変えてください(担当:特別相談員・高田良実、ジェンダー研究センター・加藤悠二)
・お名前、連絡先、希望する日にちと時間帯を書いてください。予約が既に入っている場合もありますので、できれば候補をいくつか挙げてください。
・1人1回につき、50分までお話することができます。
・予約を取っていなくても、当日空きがあれば、相談できる場合もあります。
・このメールアドレスでの相談はできません。

対応言語:
日本語、英語

お話できることの例:
ジェンダー・セクシュアリティを理由にした差別的な扱いや、ハラスメントに関すること
カミングアウトに関すること
性の健康に関すること
妊娠・出産・子育て等に関すること
女らしさや男らしさに関すること
その他、どんなことでも。

利用者のプライバシーを保護するために、守秘義務を遂行します。問題解決のために、他の部署や教職員に報告・相談することが必要となる場合は、事前に利用者の了解を得ます。また、相談したことで利用者の不利益となることが生じないよう、十分に配慮をします。


特別アドヴァイザープロフィール:高田良実(たかだ・よしみ)
ICU卒業生。カミングアウトコンサルタントとして、同性愛者や、カミングアウトを受けた周囲の人々への心理援助を行ってきた実績を持つ。現在ルーテル学院大学学生相談室カウンセラー、臨床心理士。ICU教会員。

メッセージ
あなたの「今困っていること」でも、「長年わだかまりを感じていること」でも、また、「ちょっと聞いてみたいこと」でも、どんなお話しでもお聞きいたしますので、どうぞ遠慮なくご連絡ください。


ジェンダー・セクシュアリティ特別相談窓口の運営は、ジェンダー研究センターがサポートしています。相談に行くかどうかを迷っているときは、ジェンダー研究センターもご利用ください。


■ このガイドについて
「LGBT学生生活ガイド in ICU」は、ICUに在学するLGBT学生が、よりよい学びの環境を得るためのサポートを目的として作られました。2012年4月にリリースされる第一弾「トランスジェンダー/GID編」は、これまでにICU内で実際に対応されてきた事例をもとに、制度面でのサポート情報を集約したものです。今後もさまざまなジェンダー・セクシュアリティのニーズに応えたガイドを拡充していきます。


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CGS事務局長:加藤 悠二
【CGS Newsletter015掲載記事】

CGSでは2011年度利用者の声を受け、2012年4月「LGBT学生生活ガイド in ICU:トランスジェンダー/GID編」を発行しました。今後のガイド発行の展望と、2013年度開始を目指すR-Week Projectについて、CGS事務局長の加藤悠二がレポートします。

■ このガイドについて
「LGBT学生生活ガイド in ICU」は、ICUに在学するLGBT学生が、よりよい学びの環境を得るためのサポートを目的として作られました。第一弾「トランスジェンダー/GID編」は、これまでにICU内で実際に対応されてきた事例をもとに、制度面でのサポート情報を集約したものです。ここに掲載されている情報は現状のICUで可能な対応であり、一人ひとりの希望に沿ったものでは必ずしもないかもしれません。CGSでは学生の皆さんが過ごしやすい環境を作れるよう、働きかけを続けていき、ガイドの更新もおこなっていきます。また、今後もさまざまなジェンダー・セクシュアリティのニーズに応えたガイドを拡充していきます。


「LGBT学生生活ガイド in ICU」の更新は終了し、「ジェンダー・セクシュアリティとキャンパスライフ Vol.1: できることガイド in ICU」へリニューアルされました。 最新版(2016年4月8日更新)はこちら


■ このガイドについて
「LGBT学生生活ガイド in ICU」は、ICUに在学するLGBT学生が、よりよい学びの環境を得るためのサポートを目的として作られました。2012年4月にリリースされる第一弾「トランスジェンダー/GID編」は、これまでにICU内で実際に対応されてきた事例をもとに、制度面でのサポート情報を集約したものです。今後もさまざまなジェンダー・セクシュアリティのニーズに応えたガイドを拡充していきます。


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 乳幼児を持つ学生、院生、職員、教員(非常勤を含む)の便宜のため、本館に授乳室が設置されました。
 授乳や搾乳、おむつ替えができる設備となっています。
 また、授業中など短時間子ども(病児を除く。発熱中および伝染病の子どもは授乳室の利用ができません)を保育者に見てもらうスペースとしても活用できます(保育者のアレンジは自己責任となりますが、CGSでは参考までにいくつかのシステムのご紹介ができます)。

設置場所
本館 1階 156B

使用対象者
本学学生、院生、職員、教員(非常勤を含む)で乳幼児を持ち、使用登録をした方

使用時間
本館の開館時間

使用方法
1) 保安課(本部棟1階116)にて使用登録をし、授乳室の合鍵の貸与を受ける。
2) ジェンダー研究センター(ERB-I 3階 301)でメーリングリストに登録し、詳しい使用法について知る。
3) 利用にあたっては「ICU授乳室利用ルール」を遵守する。

■ このガイドについて
「LGBT学生生活ガイド in ICU」は、ICUに在学するLGBT学生が、よりよい学びの環境を得るためのサポートを目的として作られました。2012年4月にリリースされる第一弾「トランスジェンダー/GID編」は、これまでにICU内で実際に対応されてきた事例をもとに、制度面でのサポート情報を集約したものです。今後もさまざまなジェンダー・セクシュアリティのニーズに応えたガイドを拡充していきます。



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