02. 日本から: 2012年9月アーカイブ

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国際基督教大学ジェンダー研究センター/GSS101「ジェンダー研究へのアプローチ」共催オープンレクチャーシリーズ
震災・原発問題をジェンダー・セクシュアリティの視点から考える。

日時:
2012年9月24日(月)、27日(木)、10月1日(月)13:15〜15:00

場所:
国際基督教大学 本館 215号室
JR中央線武蔵境駅南口より、小田急バス「国際基督教大学(境93)」行き終点下車
*上記路線は全てノンステップバスにて運行されております。

言語:
日本語

参加費:
無料、予約不要
※学内外問わず、どなたでも受講頂けます。

未曽有の東日本大震災・福島第一原発事故から1年半がたち、復旧も遅々として進まない中、決して過去の問題としてではなくこれからの問題として、大震災・原発事故をとらえていくことを再確認したい。未曽有の天災や事故が起きた時、ジェンダー・セクシュアリティ規範や秩序構造はどのように作用し、また不可視化されるのか。ジェンダー・セクシュアリティの視点から考察すると、どのような問題が見えるのか。想像力を駆使し感性を磨いてこのたびの大震災・原発事故について考察していく。



9月24日(月) 映画上映×監督クロストーク
震災から1年:被災地いわきからのメッセージ
監督:島田 暁(2012、18分)
原発附和雷同
監督:石本恵美(2012、18分)

シリーズ第1回は、映画上映×監督クロストークとして、「震災から1年:被災地いわきからのメッセージ」(監督:島田 暁、2012年作品、18分)と、「原発附和雷同」を上映します(監督:石本恵美 2012年作品、18分)。
被災地を生きる性同一性障害当事者のメッセージと、東京で生きる若者の声。両者を見比べながら、震災・原発問題に関わっていくスタンスを見つめ直します。



9月27日(木) 講演会
放射能汚染を考える ―生活者視点からの取り組み
講師:漢人あきこ(小金井市議会議員)

シリーズ第2回は、小金井市議会議員の漢人あきこさんをお招きした講演会を開催します。
チェルノブイリ原発事故以降、市民協働で行われてきた食品の放射能測定の中で生活者・女性としての視点からみえた、放射能汚染の姿とは。そして、大震災・原発事故の前後で、測定活動をとりまく状況の変化とは、どのようなものであったのか。震災後一年半の経験を振り返り、今後を考えていきます。



10月1日(月) 講演会
女たちが動く ―ジェンダーの視点から東日本大震災を考える
講師:浅野冨美枝(宮城学院女子大学)

シリーズ第3回は、「女たちが動く: 東日本大震災と男女共同参画視点の支援」(生活思想社 2012)の編著者のひとりである、浅野冨美枝さんをお招きします。
東日本大震災の被災地・宮城で教鞭をとる浅野さんは、被災女性が被災女性の支援に取り組んだ1年の記録をまとめる作業に参加。支援する側が支援されるという経験を通して見えてきた、当事者が復興の主体となることの重要性をうかがいます。

このイベントは終了しました。

立教大学文学部教授:新田啓子
【CGS Newsletter015掲載記事 日本からのニュース:追悼・竹村和子氏】

2011年12月13日に逝去された日本のジェンダー・セクシュアリティ研究の旗手のひとりである、竹村和子氏。立教大学文学部の新田啓子先生に、故人へ馳せる思いをお寄せ頂きました。

竹村和子フェミニズム基金評議員、元お茶の水女子大学教授:河野貴代美
【CGS Newsletter015掲載記事 日本からのニュース:追悼・竹村和子氏】

竹村氏の遺志のもと設立された、一般財団法人「竹村和子フェミニズム基金」(通称:竹村基金http://takemura-fund.org/)。この基金について、同法人評議員で元お茶の水女子大学教授の河野貴代美先生にお話を伺いました。

埼玉県立大学助教:堅田 香緒里
【CGS Newsletter015掲載記事 特集:働くと「生きる」をジェンダーの視点から考える】

今号のニューズレターでは、『働くと「生きる」をジェンダーの視点から考える』と題し、私たちと労働・社会の在り方を見直すヒントを探る特集を組みました。最初のテーマはベーシックインカム。この概念が切り開く社会の地平について、「ベーシックインカムとジェンダー」(現代書館2011)共編者・堅田香緒里さんに伺いました。

企画・構成 堀真悟:早稲田大学大学院、CGS研究所助手
司会・構成 松﨑実穂:CGS研究所助手
【CGS Newsletter015掲載記事 特集:働くと「生きる」をジェンダーの視点から考える】

講演会「ベーシック・インカムの可能性」の後に、堅田香緒里さんと3名の受講生による座談会を開催しました。講演会コーディネーターを務めた堀真悟(CGS助手)が設定した「働くこと/生きることとベーシックインカム」というテーマを中心に、松崎実穂(CGS助手)司会のもと、参加者の皆さんに存分に語っていただきました。

インタビュアー CGSセンター長、ICU教授:田中かず子
インタビュイー 「働く女性の全国センター(ACW2)」代表:伊藤みどり
【CGS Newsletter015掲載記事 特集:働くと「生きる」をジェンダーの視点から考える】

ベーシックインカムのような新しい制度への試みが必要とされる一方、現状のデータから労働・社会の在り方を見直すことも必要です。若者の雇用環境について調査を重ねてきた「働く女性の全国センター(ACW2)」の伊藤みどりさんに、CGSセンター長・田中かず子がお話を伺いました。

株式会社 創造集団 440Hz 代表取締役・社長:石本恵美
株式会社 創造集団 440Hz 取締役:長井岳
【CGS Newsletter015掲載記事 特集:働くと「生きる」をジェンダーの視点から考える】

「生きたいように生きる」をテーマに学生が集うシューレ大学(運営母体:NPO法人東京シューレ)。その卒業生たちが設立した株式会社が、創造集団440Hz(http://creators440.org/)です。働くことと生きることを見つめて立ち上がったこの会社について、代表取締役・社長の石本恵美さんと、取締役の長井岳さんにお話を伺いました。

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