講演会「燃え尽きない働き方」の講演録をアップしました!

takayama2007_01.jpg 2007年10月5日(金)、カウンセラーの高山直子氏をお迎えして「燃え尽きない働き方」と題した講演会を催しました。CGSとICU就職相談グループは2005年度より「卒業して社会人となり、仕事上の困難に直面した時にも役立つ情報の提供」を目的として、講演を共催して参りましたが、今回の講演はそのシリーズの第三回目。学生、教職員、また告知を見て学外からいらっしゃった方々など、約 120名の皆様にお集りいただきました。

 講演録イントロダクション
 講演録1
 講演録2 
 講演録3
 講演録4
 講演録Q&A

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「自分の最大の敵は誰?」チェックリスト:ファイルをダウンロード

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■学生部長の中村一郎先生にご挨拶いただきました。

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■センター長・田中かず子が高山氏を紹介しました。

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■本館の大教室がいっぱいになりました。

 2007年10月5日(金)、カウンセラーの高山直子氏をお迎えして「燃え尽きない働き方」と題した講演会を催しました。CGSとICU就職相談グループは2005年度より「卒業して社会人となり、仕事上の困難に直面した時にも役立つ情報の提供」を目的とした講演を共催して参りました。今年は第三回目。学生、教職員、また告知を見て学外からいらっしゃった方々など、約120名の皆様が来場なさいました。

 高山氏は講演冒頭でなぜ人は燃え尽きるのか、その背景を説明してくださり、それに続いて意思を伝えるテクニック、日常生活で役立つ傾聴のスキルについて具体的にお話くださいました。また講演の終わりには、燃え尽きる前にできることについても細かくアドバイスをいただきました。

 具体的なリスニングのスキルとして、高山氏はノンジャッジメンタルであること、アドバイスは最低限にすること、問題と個人を分けることなどを挙げられま した。また同情と共感はどう違うのかを説明してくださいました。「かわいそう、何とかしてあげたい、助けてあげたい」との同情からするアドバイスは、自分の価値観の押しつけに過ぎない。同情すると自分が上にたってしまう。そこに慰めはないと高山氏はおっしゃいます。そして相手と自分の距離感を狭めるもの、それが共感だと指摘されました。経験、知識、感情を共有して、共に問題に取り組むのが共感であり、そこにこそ相手を癒し、また聞く者をも癒す「傾聴」の力があるのだと説明されました。

 カウンセリングの現場でご活躍なさっている高山氏の、経験に裏打ちされた重みのある言葉に、聴衆はぐっと引き込まれました。熱心にメモをとる学生も少なくありませんでした。また講演後には慰められた、また悩んでいるのは自分一人ではないと知り勇気が出たなど、大変好意的なフィードバックをいただきました。どうぞ講演録をご覧ください。レジメ、また講演内で使用した『「自分の最大の敵は誰?」チェックリスト』もあわせてご覧ください。

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