01. CGSから: 2013年10月アーカイブ

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みんなでふわっと、おしゃべりしよう。
第8回 ふわカフェ開催のおしらせです。

日時
2013年10月21日(月)18:30-21:00
 入場無料、予約の必要はありません(茶菓代の寄付、お菓子の持ちよりは歓迎です)。
 途中からの参加、退室も自由です。

トークテーマ:
カミングアウト
 カミングアウトしてよかったこと/困ったことはありますか? そもそもカミングアウトってなんだろう? している人も/していない人も/どっちでもないような人も、カミングアウトについてみんなで一緒におしゃべりしましょう。

場所
ジェンダー研究センター
 第一教育研究棟(ERB-1) 301
 本館のとなり、図書館の正面にある建物。
 窓にレインボーフラッグが飾られた、3階の角部屋です。


「同性が好きかもしれない」
「男女両方が好きかもしれない」
「自分は恋愛とか興味がない」
「いまの身体は女性だけど、男性として見られたい」
「いまの身体は男性だけど、女性として見られたい」
「性別で自分のことを決めつけられたくない」
「自分の性の在り方をひとつに決めつけたくない」
 ...または、これらには当てはまらないけど、気になること、話してみたいことがある。そんなジェンダーやセクシュアリティのこと、みんなでふわっとおしゃべりしてみませんか?
 お菓子や飲み物を用意して、みなさんの参加をお待ちしています。
(第8回ふわカフェ世話人:杢田 光/上田真央)


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CGSニューズレター 016号が完成しました。
CGSなどでペーパー版を配布しているほか、以下のURLより、pdf版がダウンロードできます。是非ご覧下さい。
なおペーパー版・pdf版に収録されている記事は、要約の場合があります。記事全文は、以下の目次から各記事のエントリーをご覧下さい。

CGSニューズレター 016号をダウンロード(PDF,3.1MB)

CGSニューズレター 016号目次
(各記事のエントリーにリンクしています。クリックしてご覧ください。)


CGSセンター長、ICU教授:田中かず子
【CGS Newsletter016掲載記事】

 2003年の準備年から数えると、私がCGSとかかわって今年は10年目になる。ジェンダー・セクシュアリティに関心のある人たちのコミュニケーションスペースとして出発したCGSは、学内外のさまざまな人たちの思いやアイディアがバチバチ化学反応を起こす触媒の役割を果たしてきたのではないだろうか。「場」の力は、実にすごい。私自身、CGSとのかかわりの中で、どれだけ触発されてきたことか。以下、私の中で起きた現在進行形の化学反応をみっつあげたい。

 ひとつ目は、性差別構造に、男女二元論と異性愛規範がつながったこと。当然と言えば当然なのだが、近代の性差別構造は男女二元論と異性愛規範を抜きにしては語れない。性別役割分業を前提として男女の格差を論じることは、まさに男女というふたつのカテゴリーを前提とし、かつ近代核家族の異性愛的結合を当然とする議論なのだ。性自認や性的指向をめぐる問題を問うことなく、男女間の不平等を追及していくことは、男女二元論、異性愛を当然視する議論を展開することになる。

 改めて性差別とは、性に基づく差別なのだから、女性に対する差別だけが性差別ではない。人は女か男であるという男女二元論に基づいて、生まれた時に与えられた性別に違和を感じる人たち(=ジェンダー・マイノリティ)を排除するのも性差別であり、異性愛規範から外れる人たち(=セクシュアル・マイノリティ)を排除するのも性差別なのだ。これまでのジェンダー研究では、異性愛でかつ性別違和をもたない「シスジェンダー」の男女を前提とし、議論してきたのではないか。

 ふたつ目は、排除されている人たちを周辺に追加するのではなく、中心に持ってくることについて。異性愛でシスジェンダーの男性を「標準」とした社会の仕組みはそのままに、「男女平等」をもとめるシナリオは、始めから限界があったのだ。性差別構造に挑戦していくためには、無償の家事育児ケアをになう人、かつ男女二元論的構造に違和があり、いわゆる異性愛規範から外れた人を「標準」とすれば、どのような社会の仕組みが必要になるのかと、議論の視点を転換する必要があるのではないか。

 みっつ目は、マジョリティの「当事者性」について。よくマイノリティ自身が声をあげて権利獲得のために立ち上がる必要があるといわれる。力のある側のものが力のないものを代表して論じることはできないが、マジョリティはマイノリティを排除する側の当事者であり、その当事者性をもって排除し不可視化する構造について論じる必要があるのではないか。セクシュアル・マイノリティを排除する構造を異性愛者は考える必要があるし、ジェンダー・マイノリティを排除する構造をシスジェンダーの特権を持つ人たちが問題提起していくべきであろう。排除された側がどうすれば声を上げることができるのかを考えるのは、第一義的に排除している側の責任ではないか。

 さて、あなたはどんな「場」でどんな化学反応を経験してきたのだろう。これまで心の中で温めてきた大切なこと、あったらいいなと思う理想を、ゆるゆると語り合っていきませんか。


CGS編集委員会
【CGS Newsletter016掲載記事/特別特集:CGS開設10周年へ向けて】

CGSは2004年4月、第一教育研究棟(ERB-I)301にオープンしました。2014年4月に10周年を迎えるにあたり、これまでの活動を振り返ります。(本文中のお名前・ご所属等は、イベント開催当時のものをそのまま掲載しています)


CGS運営委員:生駒夏美
【CGS Newsletter016掲載記事/特別特集:CGS開設10周年へ向けて】

 2012年5月にICU授乳室がオープンしました。自身も利用登録者であるCGS運営委員・生駒夏美が、授乳室のこれまでと、今後の展望をご紹介します。


NPO法人 サポートハウスじょむ スタッフ:二木泉
【CGS Newsletter016掲載記事/特別特集:CGS開設10周年へ向けて】

退職後にも、さまざまなかたちでCGSの活動に関わっている元RIAも少なくありません。そのひとりである二木泉さんに、CGSでのRIA経験と、その経験がその後の人生にどう活きているかを語って頂きました。


ICU卒業生(ID 05):清水雄大
【CGS Newsletter016掲載記事/特別特集:CGS開設10周年へ向けて】

在学時にCGSに多く関わり、卒業していったICU生には、卒業後もジェンダー・セクシュアリティの視点をもって、それぞれの現場で活動を続けている方も多くいます。ICU LGBITサークル「Sumposion(シンポシオン)」創設メンバーのひとりであるID05清水雄大さんに、当時を振り返ってもらいました。


ICU卒業生(ID 04):飯田亮瑠
【CGS Newsletter016掲載記事/特別特集:CGS開設10周年へ向けて】

ICUでは、性別に違和感を持つ学生の学籍簿上の氏名・性別表記の変更が、2003年から可能になっています。ICUで初めて声をあげ記載変更を実現した卒業生の飯田亮瑠さん(ID04)に、当時の想いと、在学生・これから入学を考える学生へのメッセージをお寄せ頂きました。


早稲田大学大学院/CGS研究所助手:堀 真悟
【CGS Newsletter016掲載記事/特別特集:CGS開設10周年へ向けて】

CGSでは2012年度より、学内でジェンダー/セクシュアリティを考えるアクション週間「R-WeekProject」を立ち上げ、活動を進めてきました。2013年6月3日(月)~8日(土)には、第1回R-Weekを開催。プロジェクトリーダーを務めたRIAの堀真悟が、これまでの取り組みをご紹介します。


立教大学大学院特任准教授、ジェンダー研究センター所員:藤田ラウンド幸世
【CGS Newsletter016掲載記事/特別特集:CGS開設10周年へ向けて】

立教大学の藤田ラウンド幸世特任准教授は、2011年度よりpGSSコアコース「言語とジェンダー」講師を担当。CGS所員の一員としても活動しています。この2年間の授業経験と、CGSとの関わりを振り返って頂きました。

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