015号: 2012年9月アーカイブ

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CGSニューズレター 015号が完成しました。
CGSなどでペーパー版を配布しているほか、以下のURLより、pdf版がダウンロードできます。是非ご覧下さい。
なおペーパー版・pdf版に収録されている記事は、要約の場合があります。記事全文は、以下の目次から各記事のエントリーをご覧下さい。

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CGSニューズレター 015号目次
(各記事のエントリーにリンクしています。クリックしてご覧下さい。)

CGSセンター長、ICU教授:田中かず子
【CGS Newsletter015掲載記事】

 東日本大震災の福島第一原発事故後、私は100年単位のスパンで考える視座の重要性を確信するようになりました。史上最大の原発事故発生後1年以上経過した現在でも、全く復旧のめどが立っていません。福島の人たちは今でも、国から見捨てられたと思わざるを得ないほど絶望的な状況に放置されています。根本的な解決は、一人ひとりが尊厳をもって生きることができる新しい社会のかたちを真剣に探究することにしか見いだせないのではないでしょうか。100年のスパンで考えるということは、自分はもういない世界を想像することであり、自分自身が強固に内面化している社会規範や思考の前提を相対化する有効な手段となりえます。この「100年のスパン」という革新的な想像力こそ、社会構造の根幹に関わるジェンダー・セクシュアリティ問題に取り組む際に有効な手段なのではないかと考えます。

CGS事務局長:加藤 悠二
【CGS Newsletter015掲載記事】

CGSでは2011年度利用者の声を受け、2012年4月「LGBT学生生活ガイド in ICU:トランスジェンダー/GID編」を発行しました。今後のガイド発行の展望と、2013年度開始を目指すR-Week Projectについて、CGS事務局長の加藤悠二がレポートします。

CGS運営委員、ICU上級准教授: 生駒 夏美
【CGS Newsletter015掲載記事】

ICU学内に授乳室が設置されました。その経緯とともに、2012年1月31日、ダイアログハウス中会議室にて、教職員や学生など30名が参加したトークセッション「みんなで語ろう!大学での子育て」について、CGS運営委員・生駒夏美がご報告します。

CGS事務局長:加藤 悠二
【CGS Newsletter015掲載記事】

2011年度冬学期より、CGS研究所助手(RIA=Research Institute Assistant)がイベントコーディネーターを務める新たな試み・YoRAPが始まりました。この試みの背景と、2012年6月までに開催された6つのイベントの概要をご報告します。

CGS 運営委員、ICU 准教授:高松 香奈
【CGS Newsletter015掲載記事】

高松香奈准教授は、2011年より国際関係学・pGSS担当教員としてICUに着任し、CGSの運営委員もつとめています。この1年、ICUで「ジェンダーと国際関係」を担当することを通じて見えてきた気づきについて書き記します。

ICU卒業生(2008年pGSS修了):藤栄麻理子
【CGS Newsletter015掲載記事】

pGSS専攻希望者から多く聞かれる「履修生の卒業後の進路を教えてください」という質問。今回は一般企業に就職した卒業生の藤栄麻理子さん(ID08)に、現在の仕事とpGSSで学んだことの関係を伺いました。

立教大学文学部教授:新田啓子
【CGS Newsletter015掲載記事 日本からのニュース:追悼・竹村和子氏】

2011年12月13日に逝去された日本のジェンダー・セクシュアリティ研究の旗手のひとりである、竹村和子氏。立教大学文学部の新田啓子先生に、故人へ馳せる思いをお寄せ頂きました。

竹村和子フェミニズム基金評議員、元お茶の水女子大学教授:河野貴代美
【CGS Newsletter015掲載記事 日本からのニュース:追悼・竹村和子氏】

竹村氏の遺志のもと設立された、一般財団法人「竹村和子フェミニズム基金」(通称:竹村基金http://takemura-fund.org/)。この基金について、同法人評議員で元お茶の水女子大学教授の河野貴代美先生にお話を伺いました。

健康と人口イニシアティブセンター所長、健康投資相談促進センター創設者 : クアット・チュ・ホン
インタビュアー CGS運営委員、ICU上級准教授:生駒夏美、CGS研究所助手:サマンサ・ランダオ
【CGS Newsletter015掲載記事・全文】

ICUでは2012年度秋学期、ベトナムよりホン先生を客員教授としてお迎えし、「ジェンダー研究特別講義」の授業をご担当頂きます。ホン先生ご自身や研究分野について、生駒夏美とサマンサ・ランダオがインタビューしました。

健康と人口イニシアティブセンター:ホァン・チュ・アン
【CGS Newsletter015掲載記事・全文】

ホン先生よりご紹介いただいたホァン・チュ・アン先生が、ベトナムのセクシュアルヘルス・リプロダクティブヘルスの最新情報をお寄せくださいました。ホン先生のバックグラウンドともなる同国の状況をご紹介頂いています。

埼玉県立大学助教:堅田 香緒里
【CGS Newsletter015掲載記事 特集:働くと「生きる」をジェンダーの視点から考える】

今号のニューズレターでは、『働くと「生きる」をジェンダーの視点から考える』と題し、私たちと労働・社会の在り方を見直すヒントを探る特集を組みました。最初のテーマはベーシックインカム。この概念が切り開く社会の地平について、「ベーシックインカムとジェンダー」(現代書館2011)共編者・堅田香緒里さんに伺いました。

企画・構成 堀真悟:早稲田大学大学院、CGS研究所助手
司会・構成 松﨑実穂:CGS研究所助手
【CGS Newsletter015掲載記事 特集:働くと「生きる」をジェンダーの視点から考える】

講演会「ベーシック・インカムの可能性」の後に、堅田香緒里さんと3名の受講生による座談会を開催しました。講演会コーディネーターを務めた堀真悟(CGS助手)が設定した「働くこと/生きることとベーシックインカム」というテーマを中心に、松崎実穂(CGS助手)司会のもと、参加者の皆さんに存分に語っていただきました。

インタビュアー CGSセンター長、ICU教授:田中かず子
インタビュイー 「働く女性の全国センター(ACW2)」代表:伊藤みどり
【CGS Newsletter015掲載記事 特集:働くと「生きる」をジェンダーの視点から考える】

ベーシックインカムのような新しい制度への試みが必要とされる一方、現状のデータから労働・社会の在り方を見直すことも必要です。若者の雇用環境について調査を重ねてきた「働く女性の全国センター(ACW2)」の伊藤みどりさんに、CGSセンター長・田中かず子がお話を伺いました。

株式会社 創造集団 440Hz 代表取締役・社長:石本恵美
株式会社 創造集団 440Hz 取締役:長井岳
【CGS Newsletter015掲載記事 特集:働くと「生きる」をジェンダーの視点から考える】

「生きたいように生きる」をテーマに学生が集うシューレ大学(運営母体:NPO法人東京シューレ)。その卒業生たちが設立した株式会社が、創造集団440Hz(http://creators440.org/)です。働くことと生きることを見つめて立ち上がったこの会社について、代表取締役・社長の石本恵美さんと、取締役の長井岳さんにお話を伺いました。

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